僕に向けられているサイン

“君が見せる仕草、僕に向けられているサイン”
そう、ミスチルの名曲、「Sign」の歌詞である。

若いころは確信が持てずに思い悩む種となったりしたものだが、いつからか確信をもって、「そうだ、だから気にすんな」と言い切れるようになったこと。以下...

誰かの自分に対する言動が、すんなりとは受け入れられず、これはひょっとして暗にディスられてるのかな?とか、過去の意趣返し(思い当たる節などなく、相手の被害妄想w)かな?とか、明らかにどこか態度が変わったよね?とか、そんな風に感じることはないだろうか。

感じたことがあるとしたら、その相手のタイプを思い浮かべてみて欲しい...
・どことなくフラットじゃない人、まぁ自分が上なのかな?
・自信家で、自分は基本的に正しい
・おもて向きは愛想が良く、誰からも好かれている(風)
・褒めても否定はしないw
・頭は良い、多分...
・(最も最悪なのは)相手を利用したいが、あくまで利用する側な人w

てきとーに書き出してみたが、観測結果としては、人は違っても何故か共通する性質をお持ちのように感じる。

「おもて向きは愛想が良く、誰からも好かれている」というのが実は関係性を複雑にさせるキーポイントであり、これは攻撃対象に対しても同じで、あからさまなアクションは起こさない。

でも、攻撃をせずに大人な対応をするタイプでもないので、ものすごく遠回しなやり方でチクっとやってくるのだが、その時に(よほど鈍感でも無い限り)違和感を感じるわけである。

いっそはっきりと、嫌味でも文句でも言ってくれれば、お互いに遺恨を残さず、その先も修復を試みたり、わりと何事もなかったように過ごせるように思うのだが、チクっだと受け側の妄想と想像の範疇をでれなくなってしまい、悶々とする羽目になる。

相手はそれですっきりかもしれないが、受けた側はそこからが長いよね。
何か悪いことでもしたのだろうか?変なこと言ったかな?そもそもあの人に何かするような機会ってあったかな?(勝手に刺さりに来ることもありがち)みたいな時間が流れ、忘れるか思い切るまで続くことになる。

でもね、こんな風に気にするきっかけになった相手の言動とか、その前後のことを思いだしてみると、まず間違いなくはっと気が付く何かがある。
そう、“君が見せる仕草、僕に向けられているサイン”。笑

つまり、違和感を感じるような、普段とは異なる言動をとられたのに間違いはないので、その相手との関係性を見直す好機を得たと、こちらが好き勝手に判断をすれば良いだけなのだ。(相手にしたら肩すかしもいいとこなので、ウケるー、って話。笑)

人生は短いので、そんなのに煩わされる必要も時間もないよね。

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