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【レビュー】「子音を硬くする」事でラップは一気にカッコ良くなるというお話。

・今回の依頼者さんの抱えていた引っ掛かり

今回の依頼者さんは既にDAWや宅録機材を揃えており、少しずつトラックメイクとラップ両方を自ら行なった曲作りを開始していました。

しかし作りかけのプロジェクトを聴かせて頂いたところ、2点気になるポイントが。

1つ目は、ビートの中に明らかにキーと異なるコードが入って不協和音になっていた事。

2つ目は、サ行の子音が引き締まっておらずかさばっている事でラップの発声とリズムがかなり素人っぽくなってしまっていた事です。

・実際に行ったコーチング、どのように改善されたか

まず、平行調とダイアトニックコードについて簡単にお伝えしました。

白い鍵盤だけで暗いビートを作る際は、「ドレミファソラシド」の音階というイメージでは無く、「ラシドレミファソラ」という音階で作るイメージで臨むと良いです。一音目のベースに一先ずラの音を置いてみましょう。

そして、サ行の子音を硬く、コンパクトにする練習を行いました。こういった場合、サ行が口の中で硬いビー玉のようになっているのをイメージしながら練習すると上手く行く事が多いです。実際この練習で依頼者さんのフローは別人のようにカッコ良くなり、声の響き方まで変わりました。

その後、とある最強の作詞テクニック(秘密)をお伝えしてからリズムキープの基礎練習を一緒に行いました。折角ですので、ここにお土産も置いておきましょう。

・あなたも今から出来るリズムキープ練習法

携帯のボイスメモをオンにしてからパソコンで適当なBoom Bapのビートを流し、その上で何度も繰り返し以下の4小節をラップしてみてください。リズムはしっかりと13時発声で取るのを意識してみて。(13時発声が分からない方はRap Capsule vol.2『リズムキープ基礎・滑舌改善のメソッド』を是非購入してみてください。)

「直ぐ動く小さくて良いから
いつも気を付けるのは言い方
大事な物落とした道端
日々の学びを込めたビー玉」

そして慣れて来たと思ったら録音を止めて、ボイスメモを聴き返してみるのです。依頼者さんはこれでかなり後ろノリのリズム感を掴まれていました。

・どのような人にItaqのラップコーチングはおすすめなのか?

今回の依頼者さんにはこれからも引き続きコーチングを行って行く予定です。ラップを始めたいが周りにヒップホップをやっている方が居ないという方、一つだけでなく色々なラップスタイルを理論的に学びたいという方に僕のコーチングはおすすめです。(初回1万円で、プラス交通費で出張も致します。)

是非各種DMまたはrapcapsuleitaq@gmail.comまでご連絡くださいね。

・依頼者さんよりレビュー

1.あなたが体験セッションを受ける前に悩んでいたことはなんですか?

いつも聴いているラップと、自分自身のラップに大きな差があり、どこを改善すると良くなるか知りたかったです。

2.実際に体験セッションを受けてみて、学んだことや発見したことはなんですか?

- 苦手な子音(自分の場合はサ行)の発音を改善すると、ラップのキレが格段によくなることを実感できました。

- 時計リズムキープ法を強く意識した時の、グルーヴ感の変化を身をもって体感できました。
- その他ビートのキーや、リリックの書き方について、有用なアドバイスをいただけました

3.このセッションはどんな方にオススメですか?

自分でラップをの曲作りをしている方。
ラップをやっている方ならどなたでも、なんらかの気づきを得られると思います。

4.今後、どのようなサービスやサポートがあると嬉しいですか?

自分の作ったラップをそのままItaqさんに歌ってもらって、自分が歌う場合との差を考えたり、
同じビートの上で自分とItaqさんがラップして、ビートアプローチの違いなどを感じられると勉強になりそうな気がします。

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