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こわいほどよくわかる新型コロナとワクチンのひみつ 近藤 誠

●はじめに

ワクチンの完成し日本でも接種が始まりました。
これまで承認され打たれてきた他の感染症のワクチンには、死に至るような重大な副作用がみられます。
新型コロナやワクチンに関する知識や情報を再点検しておく必要があるでしょう。

コロナ禍の2020年、日本人の「総死亡数」(心筋梗塞や事故自殺などあらゆる死因による死亡数)が減っていた、という事実でしょう。人々がコロナ感染を恐れ、医療機関へ受信を自粛したからのようです。
これまでの医師たちがストライキをした国では、その間、死亡者の数が減るのです。
医療行為を原因とする傷害や死亡、つまり、「医原病」が減るからでしょう。


●新型コロナウイルス

コロナという名称は「太陽」にちなんでます。
皆既日食のときに太陽の周りに輝く光輪が見られますね。
これが「コロナ」です。
むかし電子顕微鏡が開発されたとき、ウイルスを観察すると「球形」で光輪を持った太陽の姿に似ていたので
「コロナウイルス」という名がつきました。


●PCR検査

PCRで「陽性」と判定されなければならないのに「陰性」と判定されてしまうケース。

①鼻咽頭にウイルスがいるのに、綿棒でぬぐい取れなかった場合。

②新型コロナに感性しても、ウイルスが鼻咽頭にない場合。

ふつう検査は丁寧にするほど正確さが増すと考えられています。
しかしPCR検査の場合は丁寧ににするほど「偽りの患者」が生まれてしまうという特徴があります。

PCR検査では「サイクル数」が肝心です。
1本のウイルス遺伝子を「倍」にする操作を1度した場合が「1サイクル」で、2度すると「2サイクル」です。
1サイクル毎に遺伝子の本数が2倍、2倍と増えていくので30サイクル回すと1本だった遺伝子の数は「10億本」になります。
そのためウイルスを検出するのには、サイクル数を増やすほど、
有利になります。

つまり、「陽性」割合が増える。

海外では28.4サイクル以下で陽性となった場合だけウイルスが培養できたと。
日本では、なぜか40サイクルも回している検査所が多いので多数の「偽陽性」患者を生み出していると考えられます。


●新型コロナはなぜ変異しやすいのか

ウイルスの変異とは、遺伝子を形作る「塩基」が消失し、
もしくは別の塩基と入れ替わることを意味します。
新型コロナの遺伝子は約3万個の塩基からなっており、
2週間に1個の割合で塩基が入れ替わります。
ヒトの遺伝子はDNA遺伝子で変異しにくい。
それはDNAの鎖が2本から絡み合っているからです。
片方のDNAの塩基が消失しても、向かい合う他方のDNAの塩基配列を参考にして、修復できるのです。

ところが、新型コロナのRNA遺伝子は1本鎖です。
1本しかないRNAの塩基配列が変わってしまうと、
手本になるものがありませんので変化した塩基配列となり、
変異ウイルスになるのです。


●天然痘ワクチンの悲劇

世界最初のワクチンにして、その後もこれ以上有効なものは出現していない、というのが「天然痘」ワクチンです。
これは「生ワクチン」です。
生きているウイルスを使うので有効性が高いのですが、副作用も半端ではない。
日本では強制接種と定められ、2歳までの乳幼児に打たれていました。
接種後に脳炎を起こすと症状が強烈で死亡する子供が多く、生き残っても重度の知能低下や四肢マヒを起こしました。
全国調査では1965年からの9年間で、脳炎の発生が184人。うち死亡が56人。

これは犬死です。

日本では1955年から天然痘が発生していないからです。
日本で中止されたのは1976年。
つまり20年間も無駄な接種を続行したのです。

なお強制接種であったけれども(危険を察知し?)我が子に天然痘ワクチンを受けさせなかった親たちがいます。
周囲からは非国民と非難されたこともあったようですが、その判断は子供を守りました。


●ワンちゃんが犠牲になっている狂犬病ワクチン

狂犬病は犬や猫などのウイルス保有動物に噛まれて、唾液中のウイルスがヒトの組織に入り、それが末梢神経を伝って脳にまで達するとマヒなどの症状がでる病気です。
ただ、日本で住んでいるかぎり、狂犬病を心配する必要はありません。
1957年以来、ヒト、犬、猫への自然感染が認められていないからです。

ところが「狂犬病予防法」が存在します。
その法律では、飼い犬に年一度のワクチン接種をすることが義務付けられています。怠ると罰金刑、実際に年間100人前後が起訴されています。

これは天下の悪法です。

60年以上も日本で狂犬病が感染、発症していないからです。
日本で狂犬病が発生しないのは島国であり、検疫体制が厳格なので、もしウイルス保有犬が日本に入ろうとしても、検疫での保管期間中に発症、死亡してしまうからです。

そして、ワンちゃんへの被害がひどい。
農水省への届け出があった分だけで毎年100頭が死亡しています。


●新型コロナワクチンの有効性と副作用を検討する

【有効性】

新型コロナのワクチンが完成した場合、感染を防止する効果はない。
感染を防ぐには上気道の粘膜細胞の上にIgA抗体が存在していなければなりません。
ところが、現在開発されている「注射タイプ」のワクチンでは、作られる抗体はIgG抗体であり、それは体の内部で生産され、血液中を循環し、粘膜細胞には現れないからです。
したがって、呼吸によって上気道に到達したウイルスは邪魔されることなく粘膜細胞に取り付き侵入し、感染は成立します。

ファイザーが最終解析結果で有効率95%だったと発表。

新型コロナの「mRNA」を「脂質」で包んでワクチンとする「RNAワクチン」で、ヒトに用いられるのは初めてです。
この結果を受け、アメリカをファイザー製ワクチンを緊急承認したわけです。

興味深いのは、会社幹部の動きです。

ファイザー中間報告によって株価が急騰したその日に、最高経営責任者(CEO)と副社長が自社株を売って、それぞれ590万ドルと190万ドルを手にしています。
常識的にはインサイダー取引ですね。何か内部情報を得ていたのでしょう。


【副作用】

ファイザーとモデルナのワクチンは、どちらもインフルエンザワクチンとは比較にならないほど接種後の副作用が強烈です。
9割以上の人に副作用が現れます。基礎疾患がある人や、虚弱な高齢者ではほとんど治験をしていないので副作用がどうなるかは未知数です。
なお、副作用が強いのは、RNAと一緒に投与する「脂質」が「アジュバンド」として働くからです。

さらに心配なのは長期的な「後遺症」です。

2020年アストラゼネカはワクチン第三相試験で「横断性脊髄炎」が1例発生。滅多に自然発生しないタイプのマヒ性疾患のため、ワクチンの副作用であることは確実です。その報道後に「多発性硬化症」を発症したケースもあり、試験は中止しました。

また、製薬大手ジョンソンエンドジョンソンが最終段階に入っていた臨床試験を一時中断したことが2020年10月に明らかになりました。ジョンソンエンドジョンソンは「説明のつかない病気が参加者に出たため、すべての治験で参加者への接種を一時中断した」とコメント。どういう病気かについては発表がありません。


●ワクチン接種をやめたほうがいい理由

公表されているワクチンの有効率95%という数字も

①接種を受けた100人のうち1人についてのものなので、他の99人でどうなるかはわからない

②新型コロナでは再感染もある

③遺伝子変異も盛ん

④健康な人が圧倒的多数を占める被験者集団

⑤ワクチン効果への期待が大きい超高齢者や基礎疾患がある人たちでは試されていない


●抵抗力を落とさないために

・適正な食事を心がける
・適度な運動、日光浴
・ストレスフリーな生活をする



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