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Konaなハワイ島 ー コナ・コーヒーを求めて7 ー

はい、こんにちは😃ラオウ・コナバーバリアンです!(第8話)  

「特別なハワイを日常のHawaiiへ」というブログからnoteさんにやって参りました!

2020年2月のハワイ島旅行での見聞を中心に、コナ・コーヒーに関するお話を綴っています。いや、確かに、コナ・コーヒー自体の話には入っていけていませんが、そこはそれ。基礎知識があった方が、知的探求が楽しめるじゃないですか!・・・これ以上、マシな言い訳が思いつかなかったので、素直にすみません。話の速度は、これからもずっと遅いです。

noteさんにも、徐々に慣れてきましたよ!スキやフォローに対する感謝のコメントができる機能は良いですね!まだまだ、いろんな登録ができるようですが、ちょっとずつ充実させていきますね!

では、前回の続き、日本から移民がやってきた!というお話です。

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ハワイ島にコナ・コーヒーがやってきて100年も立たない内に、コナ・コーヒーは壊滅的な打撃を受けます。価格の下落やコーヒー豆の過剰なダブつき。現在とは正反対な状況がコーヒー農園主を苦しめます。当時はサトウキビが魅力的でしたしね。状況を打破するため、一部の農園主が大農園での生産方式を終結。農園を分割し、小作農化することで、農園主から貸出主への変貌を遂げようと模索します。

本来なら、上手くは行かないでしょう。普通に考えて、壊滅的状況のコナ・コーヒーを、しかも、小さな農園でコーヒーを育てて生活していこうと思う労働者は、まず、いないと思います。ものすごくリスキーですよね。

しかし、「時代」という歯車は、面白い人員配置の機会を生みます。

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東の遠い島ハワイ島でコーヒー農園主が悩みを抱えているころ、西の遠い島日本では、徳川幕府から明治政府へと時代が移り変わりました。激動の時代を生き抜いた日本人は、せっかく世界が開けたのだからと言わんばかりに、見知らぬ「新天地」へと活路を求め、「夢」「希望」を胸に、世界へと飛び立っていったのです。

もちろん、ハワイにも多くの日本人が渡って行きました。主にサトウキビを栽培するための労働者としての移民だったようです。

南国の島。働く場所はいくらでもあり、数年、働けば、様々な恩恵が約束されている。夢のような謳い文句が並べられたのでしょう。今の私たちが聞けば、「ハワイで働ける。仕事が約束されている。家族と共に生活ができる。」本当に魅力的です!いますぐ移民したいという人も多いでしょうね!

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しかし、その当時の生活は・・・残念ながら、思い描いていたものとは、大きく違ったようです。

世界中から集まった移民たちとともに、土地を拓き、大量のサトウキビを栽培・収穫していく。

南国の暑さ。四季もなく、ずっと夏。言葉も分からず、習慣も分からず。食べ物も違えば、水も違う。豊かな水に囲まれた生活から、雨水を頼る生活へ。

想像以上の過酷な生活が、移民たちを苦しめていたことは簡単に予測できます。

ただ、容易に日本に戻ることができない当時、ハワイという土地で生きていく道を切り開いていくしか未来はありません。とはいえ、日本人移民たちは、残念ながらサトウキビ畑での労働に将来の希望を持てなくなっていたようです。

過酷な労働もあったでしょう。待遇も決して良くはなかったでしょう。大農園のなかで大人数でサトウキビを作っていく。未来の見えない状況に不安が大きく募っていったようです。

ちょうどその頃、Kona地域から、面白い情報がもたらされたらしいです。

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壊滅状態だったコナ・コーヒーの大農園が、新しい農園運営に乗り出す。例の大農園経営を終了し、コナ・コーヒーを「小作化」するという大転換の情報です。

「大きいことは良いことだ」という大陸的な考えが支配していた当時の農業。サトウキビ畑がいくら厳しくても、大経営者のもとで少なくとも仕事がなくならない状況を捨ててまで、瀕死の状態のコナ・コーヒーに携わる気持ちにはなれないでしょう。コーヒー農園からの情報に、移民たちは興味を示さなかったと思われます。そう、日本人の移民を除いて。

このコーヒー農園の「小作化」の情報に、サトウキビ畑の労働に限界を感じ始めていた日本人移民は、まさに天啓を得た勢いでコナ地域を目指したのです。

そもそも、小作というシステムに慣れていた日本人にとっては、もしかすると、他の国からの移民よりもスムーズに「小作」が受け入れられたのかも知れませんね。

1800年が終わるころ、1900年代初頭。まさに「時代」が、コナ・コーヒーと日本人を結び付けた運命の時だったのです。

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もうちょっと続けさせてください。それでは、マハロ!





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ラオウ・コナ
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