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Konaなハワイ島  ー コナ・コーヒーを求めて13 村松小農園ー

はい、こんにちは☺️ラオウ・コナバーバリアンです。(第14話)

「特別なハワイを日常のHawaiiへ」というブログからnoteさんにやって参りました!

2020年2月のハワイ島旅行での見聞を中心に、コナ・コーヒーに関するお話を綴っています。

コナ・コーヒー農園の話にたどり着き、一番大好きな村松小農園さんをご紹介しています!

前回までのあらすじ:コナ・コーヒーの歴史を簡単にたどり、ハワイ島コナ・コーヒー農園の村松小農園さんを一番に紹介中。日本人のご夫婦とスタッフの方なので、安心して日本人でも楽しめます。簡単なコーヒー農園説明ツアーをしてくださるので、ぜひ、参加してみてください。ちなみに私たちはツアー参加したことがありません。。。

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さて、村松小農園さんのテラスでいただくコナ・コーヒーは最高に美味しく、緑に囲まれた最高の展望でいただく至高の時間を堪能することができます。

そして、味の表現力に乏しい私は、前回、村松さんのコナ・コーヒーをちょうど良いコーヒーと表現しましたが、これは、そんなに間違った表現ではないと思っています。つまり、日本人にとっては、ちょうど良いコーヒーなのです。とはいえ、少し説明が必要ですよね。

日本人にとってコーヒーの味はどんな感じでしょうか?近所の喫茶店で飲んだ味?家で飲むコーヒー?インスタントコーヒー?缶コーヒー?ミルクコーヒー?最近ではスタバのコーヒーでしょうか?それぞれが持つコーヒーのイメージがあり、それぞれのコーヒーの味には特徴があり、どれもコーヒーとして美味しいです。

では、世界三代コーヒーの一翼を担うコナ・コーヒーの美味しさとは?

やはり、「爽やかな酸味」「まわやかなコクの中のキレのある酸味」などと表現されることが多いことから、「酸味」が重要な鍵になります。

ただ、あくまで個人的な見解ですが、日本で普通にコーヒーを飲んでいて、味を聞かれた時に「酸味」を表現するでしょうか?

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もちろん、コーヒー通の人であれば、「フルーティーな酸味」を重視してコーヒーに求められるでしょうが、大体、日本のコーヒーは「苦い」「コクがある」という表現が多いのではないでしょうか?だから、コーヒーは苦手で紅茶が好きという人も一定数いますよね。

昔から日本でもコーヒーが飲まれてきましたが、インスタントコーヒーが多かった時代から、粉に挽かれたコーヒーを家でいれるご家庭が増えたように思います。コーヒー豆の状態ならいざ知らず、粉に挽かれた状態で長期間保存されているコーヒーが「フルーティーな酸味」を維持できるのか?これもコーヒー通のご家庭なら、より良い保存が可能ですが、ザックリと保存しているコーヒーにフルーティーさを求めるのは酷でしょう。

また、コーヒー人気が爆発したのは、やはりスタバの影響を否定するのは無理があります。ところが、基本的にスタバさんは深煎りコーヒーなので、どうしても「苦い」という部類に入ってしまいます。「苦さ」が一周回って「酸っぱい」という方もいるかもしれませんが、ここでいう「フルーティーな酸味」の酸っぱさとは異質の酸っぱさになると思います。

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本当に個人的見解ですが、一般的に普通にコーヒーを飲む日本人にとっては、コーヒーの「酸味」は、もしかすると意外な味覚かもしれません。

また後日、お伝えしますが、あるコーヒー農園で、結構、ハイランク、いや、めっちゃハイランクのコナ・コーヒーを飲んだことがあるのですが、私には『え?薬??お薬なの???』という感想が一番初めに出てきました。本当に素直な感想です。思わず「薬?」と声に出した時、バーバリアンさんも「ふむ」と同意してくれたので、間違いのない、率直な感想です。コナ・コーヒーのなかには、栽培した場所、焙煎の工程などで、そこまでの「酸味」を表現できるものもあるのです。もちろん、その「酸味」に「めっちゃ美味しい!」とハマるのですが、最初に口にしたその「酸味」は、私には「驚き」のレベルでした。

人間とは弱いもので、「コナ・コーヒーですよ!」と言われると、おそらく、誰もが「美味しい!」と感想を述べ賞賛するでしょう。これは決して悪いことではなく、それも美味しいものを楽しむ一つの方法だと思います。

ですので、「コナ・コーヒーとは酸味を楽しむものだよ!」と言われれば、それで納得するでしょう。

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でもね、普段と違いすぎる味は、やっぱり、違う味なのです。コーヒー通であればともかく、普通にコーヒーを嗜む方には、やはり「酸味」は難しいのが当たり前なのだと思います。

ですから、村松小農園のコナ・コーヒーは、ちょうど良いコーヒーなのです

日本人が普通に美味しいと感じるコーヒーの味とコナ・コーヒーの「爽やかな酸味」が、ちょうど良い塩梅に一杯のコーヒーのなかに共存しています。

これが、私のちょうど良いコーヒーという表現の理由になります!

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まだまだ続きます!マハロ!!



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