“Mountain Thunder Coffee Plantation6“ Konaなハワイ島 ー コナ・コーヒー農園探求「2」#12ー
はい、こんにちは😃ラオウ・コナとバーバリアンです!(第97話)
「特別なハワイを日常のHawaiiへ」というブログからやってきました!2020年2月のハワイ島旅行での見聞を中心にハワイ島について綴っています。
前回までのあらすじ:『コナ・コーヒー農園探求「2」』コーヒー農園などを紹介しています。「Kona Mountain Coffeeを紹介したあと「マウンテン・サンダー・コーヒー」を紹介。Moutain thunder coffeeでは、コーヒーの生産過程が分かる見学ツアーが無料で実施されています。
さて、前回は「マウンテンサンダーコーヒー」というコーヒー農園を知らなくても、知らず知らずのうちにマウンテンサンダーコーヒーのコーヒー豆を購入して飲んでいた日本人などが多かった、というお話でした。
おそらく5〜6年までは、ある大きなお店でマウンテンサンダーコーヒーのコーヒー豆がお手頃価格で購入でき、我が家でも結構、買って帰っていました。
確か、赤い袋だったか黒い袋だったか?ハッキリ覚えていませんが、マウンテンサンダーの絵がプリントされていたと思います。もしかすると「あ!買ったことある!」という方もいるかも知れませんね。
時間的にも場所的にも、マウンテンサンダーコーヒーに行きにくい方にとっては、大きなお店で購入できるのはありがたいですし、コーヒー農園はあまり分からないけど「コナコーヒー」を買って帰りたい方にとっても、お手頃価格で「マウンテンサンダーコーヒー」がゲットできるのですから、誰もが得する話だったのですが、今は、以前売っていた「大きなお店」で販売されていません。
まあ、早い話、「お手頃価格」がおかしいのです。
今や「世界三大コーヒー」のコナ・コーヒー。
極々限られた「Kona」地区だけで栽培されたコーヒー豆だけが「コナ・コーヒー」を名乗れるのです。しかも、品質管理をしっかりしなければ品質を維持できません。そこには並々ならぬ努力と苦労があるはずです。
つまり、Konaで栽培されたから「コナ・コーヒー」というレベルではなく、Konaで栽培された「コーヒー豆」のなかでも「コナ・コーヒー」として誇れるものだけが「コナ・コーヒー」と位置付けられるのです。
ですので、なかなかのお値段になってしまいます。
ここがジレンマですよね。
安いものを提供すれば、販路は広がりますが、品質は低下してしまいます。
一方、全てが高ければ、愛好家だけのものになり、名前が広まらず、狭い販路でしのぎを削らないといけません。
このバランスをしっかりとわきまえないと、人気のあるものでも簡単に廃れてしまいます。
勘違いして欲しくないのは、「お手頃価格」を実現するために「コナ・コーヒー」として誇れないものを提供していた、なんてことは絶対に無いということです。コナ・コーヒーとしての品質を保ちながら、様々なコスト削減で「お手頃価格」を実現されていたようです。
もちろん、有名な「大きなお店」ですので、かなりの個数が売れることが計算できますし、名前を広める広報活動としても有益でしょう。
ですが、残念ながら、「大きなお店」での販売は終了しています。単純に「お手頃価格」の実現に無理が出てきたのでしょう。しかも、ネットが普及し、ナビの性能は良くなったので、無理に宣伝広告のためのお手頃価格の商品展開をする理由も薄れていますね。
お手頃価格で購入していた者としては残念ですが、これもコナ・コーヒーを守るためには必要なのかも知れませんね!それでは続きます。マハロ!
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