好感度と優しさには何の関係も無い
俺は周りからいつも「優しい」と言われてきた。最初のうちはその言葉が輝いて見えて、他には無い特別なものだと自負もしていた時期があった。
だがその思い込みも社会人となって打ちのめされた。
社会人として社会的責任と責務を負いながら仕事をしていると、単に優しさだけで解決するような問題は一つも無いとしった。むしろ他人の優しさに付け込んで、さらなる金稼ぎを目論む者も当たり前のように出現した。優しく他人と接すれば接するほど、自分自身の精神は削がれて損な役回りを周りから押し付けられる。皆んな