せきたんやのくまさん
絵本の紹介:15冊目
本のリレーのつもりで、こどもたちを育んでくれた絵本を少しずつ紹介しています。
この絵本は、子どもたちが大好きで、繰り返し、リクエストがあった。
説教も、教訓もなく、淡々とせきたんやのくまくんの日常お話。
ベビーベッドのような小さなベッドに、眠っているくまくん。
ぬいぐるみじゃないのか?とも思うけれど、日曜日とお休みの日以外は、朝早く起きてしっかり働く。
家に帰ると暖炉の前に座って絵本を読んで、あくびが出たら2階にあがって、一人で着替えてぐっすり眠る…。
清々しいほどに、くまさんの1日のお話。
子どもたちがこの本が好きだったのはなんでだろう…と、読み直してみた。
そんな事わからない。
でも、ちゃんと眠くなった。
この本を読んでもらいながら、何を考えているんだろう…どんな気持ちなんだろう…と、子どもたちの表情を、見るのが好きだった。
大抵の場合、目も閉じることもなく、嬉々とした顔で、天井を見ていた。
何を感じているかは、その子だけの秘密だよね。
今日も一日、お疲れさまでした。
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