見出し画像

未経験で院内SEに転職した話②

こんばんは。Rantaroです。
未経験で病院の事務系総合職に転職して、情報システム部門に配属された話を書き残していきます。この情報がお役に立てれば幸いです。

▶迷走した転職活動

早く院内SEの話に入りたいところですが、もう少しだけ身の上話にお付き合いください。
『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』を読み、転職しようという意志が固まりますが、鍼灸師を軸にいざ転職となると選択肢が限りられてしまうため、未経験での異業種・異職種への転職が視野に入ってきます。

 ▷初めての自己分析

これまでが子供の頃からの医療職への憧れと、好奇心や探究心だけで修士過程まで進学してしまいました。今まで医療職や研究が自分に合っているのか、まったく振り返ることもなく、自分に合っている仕事とは何なのか、初めて向き合うようになりました。こんなに深く自己分析したのは初めてで、その時に使った本が『宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれる あなたの知らないあなたの強み』です。

読者特典のWEB診断をやってみると、私は宇宙兄弟の登場人物でいうと…
夢にまっしぐら、無敵の自由人『南波日々人』なんだそうです。
「拡散性」「受容性」「保全性」が構成要素らしく、

積極的にアイデアを出しながら動いていくことができます。人と違うことを思いついたら自ら行動していくことでそれを実現しようとします。 柔軟に物事を受け入れていきます。周囲の喜びを自分の喜びと考えることができます。 現状を継続しつつ、改善を積み上げていくことができます。良いものを残しつつ、悪いものを改善しながら目標を達成していきます。
特徴
興味があることなら、後先考えずにすぐに動く。
機動力はあるが、落ち着きがない。
柔軟でお人よしな面もある。
口癖
「とりあえず」「まあいいか」と周囲に無頓着に動きやすい。
日頃の取りやすい行動、しぐさ
「興味でスイッチが入ると脇目も振らないで動く」
「一人で自在に動く」
ストレスになりやすい要因
自分の思いで自由で動けないこと。
拘束されていると感じること。
ディストレス状態の時の行動
衝動的、享楽的、破壊的

だそうです。
あながち外れていないし、むしろ鍼灸師で正解なのかもしれません。
しかし、私は転職すると決めたのです…。

 ▷もう一つの悩み、ASD疑惑

もう一つ、向き合わないといけない問題がありました。南波日々人な割に、昔から人見知りで恥ずかしがり屋な性格な上、他人の複雑な心情を理解することが苦手で、あまり考えずに発言してしまい傷付けてしまうことがありました。細かく話すと長くなってしまうので詳細はまたの機会にするとして、自閉症スペクトラム障害(ASD)の気質がありそうなんです、病院には行ってないけど。
さらに複雑な心情が分からないことを補うためにいわゆる繊細さん化しており(厳密にはHSPは先天性があるので私の場合は違う)、普通はスルーもしくは忘れるような些細な失敗や恥が自分の中に消えずに蓄積して疲弊していくような感覚がありました。よく悪夢をみるので、うなされていたよとよく言われてました。
幸い鍼灸をする時に心情が分からないことは一切なかったのですが、患者に寄り添おうとした結果、患者背景を深く重く受け止めすぎてしまい、鍼灸だけでは解決できない患者の経済的な問題や医師を中心とした社会保障制度の在り方などに目が向くようになり、もっと効率的な構造にできるじゃないか、何でもっと健康教育をしないのかなどなど、そんな社会医学的なことばかり考えるようになっていました。そんなことばっか考えていると結構生き辛さを感じてきます。

この転職活動で改めて自分って南波日々人的な性格にASD的な要素も加わった気色悪い性格なんだと初めて認識するようになりました。結構、それだけで楽になったところもあるのですが、もう一つ、自分の好き・嫌いと得意・不得意、そして、やりたいことなどが浮かび上がってきました。

次に続く。

応援の気持ちで投げ銭をお待ちしております。

ここから先は

14字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?