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【CL横浜】マスターDAY2出ただけ 割り切りパオジアンデッキ解説【全文無料】

6度目投稿のランタン(@rantangame)です。
CL横浜2024お疲れ様でした。

今回自分はDAY1で7勝2敗の104位、DAY2で1勝4敗の最終成績204位でした。
DAY1の初戦だけどう考えても自分のプレイミスで負けてしまったものの、他の試合はそういうもんだよな~という負け方だったので納得した感じになってます。
今回のデッキは自分の中で良い完成度だなと思っているのでぱぱっと書いて公開します。

使用したデッキはパオジアンexを中心としたデッキです。
この記事では今回のデッキの特徴と言える箇所についての解説をしています。

【デッキコード】88GxcK-74EY7T-DaccDc

デッキ選択の理由はこおりタイプ好きだから以外ありません。。。大型大会に5回参加していてすべてこおりタイプデッキです。
そういうプレイスタイルなのでもし興味を持ってくれた方は以前書いた記事を見ていただけると幸いです。


マッチアップ

DAY1

  1. ❌後攻 ルギア

  2. ⭕後攻 サーナイト

  3. ⭕後攻 パオジアンパルキア

  4. ⭕後攻 パオジアンパルキア

  5. ❌先行 リザードン

  6. ⭕後攻 ロストギラティナ

  7. ⭕先行 ルギア

  8. ⭕後攻 サーナイト

  9. ⭕後攻 ロストカイリュー

DAY2

  1. ❌後攻 ルギア

  2. ❌後攻 ルギア

  3. ❌先行 ミュウ

  4. ❌先行 リザードン

  5. ⭕先行 ロストヌメルゴン

目無しになってからじゃんけん勝つんか~い!
DAY1の最終戦はセグレイブがサイド取ってく地獄の試合で相手のエネ切れで勝ちました…

環境に関する話

基本的にはサーナイトとロストギラティナが強く、ギラティナに強く出れるルギアが人気だろうと言うのは多くの人が感じていたかと思いますので細かい話は割愛します(優れた成績を残した方々が色々書いてくれるでしょうしこの記事に期待されるものではないかなと…)。

8月20日に開催されたカードラッシュCSでルギアVSTARデッキが優勝したことも相まって今回の横浜CLの環境はこのタイミングで決まりと判断しました。大会としての知名度もありますし。
それ以降も様々な自主大会でメタが変わる(スナッチアームの雪ミュウが強いからミカルゲが入りだした)等々あったものの、DAY1はだいたい開催の2週間前の情報で決まり、それ以降の変化はあまり影響を受けないと考えているため特にぶらさないこととしました。

大部分の人が抽選による参加の場合、開催直前までデッキの主軸に選択肢が残るケースは多くないと踏んでいるためです。大半の人は参加確定して数日のタイミングで「今回のベースはこれでいくぞ!」って決めていると思います。
当日を含めた最新の環境考察やメタカードの出番がくるのは強豪プレイヤーで構成されるDAY2から。平均的なプレイヤーを含めて連勝することを考えるのであるなら最新の情報よりも自分のデッキの再現度を上げることが大切ではないか。そのため今回の自分のデッキも相手のことは考えず自分の動きを優先する形にしました。

最近読んだブログでとても良いものがあったので紹介しておきます。


デッキ解説

コンセプト

自分が走り切ることで勝利する

これを目標として60枚を決めています。
HPの高いポケモンに対してはパオジアンexが一撃で倒すこと。HPの低いポケモンに対してはかがやくゲッコウガを複数回使って同時きぜつさせること。この2点を念頭に3回のワザ宣言でゲームを終わらせることを目標にしています。

そのため相手の動きに干渉するカードを入れていません。自分が走り切ることに振り切ったデッキとなっており、最初に有利を取ってそのまま終わらせることだけを考えています。

デッキの課題

走り切ることを目標と設定するわけですが、その際に克服しなければいけない課題がいくつかあります。

  1. セグレイブが立たないとワザを宣言することができない

  2. かがやくゲッコウガを除き、山札からカードを引く効果をもつポケモンがいない

  3. (ドロー手段が限られているため)序盤から終盤まで頂きへの雪道に弱い

この3点を念頭にグッズ以外のカードを最低限にすることでポケストップを中心的なドローソースとして扱うことから出発しています。
これであれば頂への雪道とカードを引く効果を持つポケモンがいないことの双方に対して回答になるからです。

そのうえで他のカードには直接カードを引く効果、もしくはグッズではないカードを直接手札に加えることを求めた選定を行いました。いただきへの雪道に対しては直接割るカードを8枚、経由して間接的に割れるカード3枚の合計11枚体制で臨んでいます。

デッキの内訳は下記の通りです。
ポケモン:13枚(22%)
グッズ:27枚(45%)
サポート:6枚(10%)
スタジアム:4枚(6%)
エネルギー:10枚(17%)

パオジアンの特性でエネルギーの比率はあっという間に0になり、ボールによりポケモンも除外されるため山札の大半はすぐにグッズになります。

採用カード

パオジアンex(3)

みんな大好きおパオ
パオジアンよりチェンパオ呼びの方が好き
ぜったいれいど覚えて強制気絶できたりしませんか

特筆することは特にありません。
アタッカーとして3回活用することが多いのとスタートしてほしいポケモンのため3枚

セグレイブ(3-0-2)+ふしぎなアメ(3)
3回のワザ宣言で対戦を終わらせようとしているデッキであり、1試合で必要なセグレイブの数は多くて2体です。2体目のセグレイブが倒される場合、返しのターンでこちらが3回目のワザ宣言を行う機会があるためです。
そのためセグレイブの現物は最低限の2枚とし、ポケストップでトラッシュに送られた場合を考慮して回収手段を増やしています。

カイを使えばセグレイブとふしぎなアメどちらにもアクセスすることが出来ますが、セグレイブにアクセスする手段はハイパーボールもあること。グッズが多ければ多いほどポケストップで拾いやすくなる(カイを使った際にアメ以外のものを持ってこれる)ことからふしぎなアメの枚数を3としています。実際に使うのは2枚です

アルセウスVSTAR(1-1)
出来れば使いたいが、使えなくてもなんとなかるというカードなので1-1採用です。
げっこうしゅりけんを成立させるというより、山札からグッズではないものを持ってくることに意味があります
1回目のげっこうしゅりけんを成立させるのであればパルキアVSTARでもそこまで大きな差はないと考えているのですが、パルキアは山札に対して何の役割も持っていません。他にもミライドンデッキに対してワンパンされにくく200ダメージを継続的に出せる点やルギアデッキのレントラーに倒されないことからアルセウスに軍配が上がりました。
トリニティノヴァを使う際に次のターンアルセウスが生きて帰ってきそうな場合は山札からエネルギー加速する事がポイントです。逃げエネで2枚切っても3枚残るので次のターンにパオジアンが大ダメージを出しやすくなります。

ミュウex(1)
端的に言うとはたらくロストインパクトしゅりけんブレードです。
相手のサイドを2にする際に出しておきたいポケモンで、手札干渉への耐性を少し強めながらアタッカーを兼任する役割を持っています。
スーパーエネルギー回収を使用するためには手札が3枚必要なのでリスタートでそれを補ったり、逆にスーパーエネルギー回収からきょくていおんで手札を一気に減らした状態でリスタートを使います。

逃げるためのエネルギーが0である点も重要で、仮にスタートした場合でも手張り権を行使せずパオジアンと交代できること。クロススイッチャーの交代先としてノーコストで選択できる点も評価しています。
パオジアンあるあるは「初手にパスやボールは来て展開できたけどエネがなくて入れ替えできずかくしふだにも繋がらない」で、エネルギー10枚採用の場合はこれが約25%発生します。パオジアンでスタートする確率が40%強であることから連戦していると1回くらいはミュウexスタートの逃げエネ0に救われます。

VIPパス・ネストボール・ハイパーボール(4-3-3)
4-2-3が割と主流ですが、最初のターンにポケモンが並ばずそのまま終了というのが一番しょうもない展開であること。
ネストボールを絞ると後攻を取った場合に盤面の復帰が難しくなることからネストボールの枚数を1枚増やしています。これはCL横浜の数日前に調整した形でしたが何もポケモンが展開できずそのまま負け、という試合はなかっったので結果的に良かったと思っています。

キャンセルコロン(2)
相手によって絶対使うor1枚もいらないという極端なカードですが、使いたいマッチアップでは必ず欲しいのと2回目のキャンセルコロンげっこうしゅりけんを視野に入れて立ち回るため2枚採用です。相手のポケモンに特性がなくてもからうち出来ますが、同じターンに複数回は使えない点に注意が必要です。

ロストスイーパー(2)
スタジアム剥がしの他にも自分の手札を能動的に減らしてリスタートする、という役目があります。基本的には頂きへの雪道を剥がす用のものと思っていいのですが、自分の使ったポケストップを相手に使わせたくなかったり再度ポケストップを出したい(1ターンに2回ポケストップまわしたい)時に活用します。

スーパーエネルギー回収(4)
1回くらいは最大効率で拾えなくても構わない、ダメージ以外にもエネルギーをたくさん消費したいとした場合の枚数です。
とにかく山札の中身をグッズだけにしておきたく、エネルギーを引っこ抜くために1ターンにわななくれいきを2回使うこともあります。ワザとは関係ないところで序盤はエネルギーをだいぶ使う必要があるため4枚。

すごいつりざお(2)
ポケストップが使える場合は積極的に回していかないと走りきれないこと。
後攻となった際に先2でげっこうしゅりけんなどを打たれると1枚だけでは最後までゲームを続けるのが難しい(その場では何とかなっても終盤息切れする)ことから2枚にしています。
ミラーやロスト相手で後攻の場合はセビエを3体並べるケースが多々ありますが、しゅりけんを受けた場合はスターバースからすごいつりざお+カイをサーチ。つりざお使ってセビエ2体を戻してカイで復帰というパターンが多いです。

カイ(3)
必須カードではあるのですが、効力が強いのは2枚目までです。
パルキアを採用しないパオジアンデッキの場合、持ってこれるポケモンの対象が多くはありません。実際に使っていると3枚目どころか2枚目の時点でスーパーエネルギー回収と、そのコストにするためのポケモン…みたいな展開が多いのではないでしょうか。
※そもそも今回のデッキではポケモンの総数が13しかなく、水ポケモンも10枚だけです
終盤の雪道+手札干渉などにおいてもカイだけでは雪道は処理できても他に何も生み出さない事が多くあります。
序盤はハイパーボールでネオラントやアルセウスを経由させて持ってくることの方が多く、1体目のセグレイブが出来上がると意外と用途がないので4枚は過剰かなと感じています。

さぎょういん(2)
このデッキのキーカード。

出た当初はなにこれと思ったけど
いまはげきつよでは???ってなってる

雪道対策だけではなく、ポケストップを1ターンに複数回まわせる点に強みがあります。スタジアムの対処方法が少ないデッキを相手にした際、こちらだけ一方的にアドバンテージを得ることができるので、早期にポケモンとエネルギーを山札から引く抜くことでこれを狙っていきます。

中盤以降はわななくれいき、かくしふだ、リスタート、ポケストップ、さぎょういんをどの順番で使っていくかが重要です。相手のナンジャモで手札を戻された際に、必要なものに到達するにはどうしたらよいかを考えながら決めていきます。

ボスの司令(1)
なんだかんだで1枚あると便利です。

採用しなかったカード

ヒスイのヘビーボール
ネストボールの3枚目とどちらにするか最後まで悩んだ枠です。
ゲッコウガとミュウexを酷使するため、あったほうが当然良いのですが枠の都合上泣く泣く見送りました。
雪道多投デッキがそこまで目立っていない環境だったのでDAY2からは入れても良かったなと反省しています。

マナフィ
相手がミラーの場合はマナフィを置くことよりセビエの3体目を置いたほうが良いこと。れんげきウーラオスの場合は置いたところであまり意味がないこと。仮にセビエ3体+αでポケモンを展開できるのであればマナフィよりアルセウスを置いたほうが後のゲーム展開に繋がりやすいことから不採用です。

ミカルゲ
DAY2でルギアと雪ミュウ大量だろうなと思ったので入れるか迷った枠です。
ただし雪道を割るカードは大量に採用されており、ミュウは最悪3回目のワザをくらう前に2回宣言して勝てば良いこと。ルギアもこのカードの必要性は後攻になるかどうかで決まるため採用しませんでした。
結果的にルギア相手の時はじゃんけん負けてサイドレースの最後ネオラントボスで終わりとなっていたのでうーん…といった形に。

ナンジャモ
パオジアンデッキにおいて意見がかなり分かれるカードだと考えています。
パオジアンがなんでもワンパンできることやげっこうしゅりけんを強く使えるので基本的にサイドを先行しやすいデッキです。
サイド2枚はすぐに取れてしまうため、自分が使うナンジャモで相手の方が恩恵が大きいといったことも多くなりがちです。

ナンジャモが広く浸透している現在では総じてナンジャモを使われても被害が少なくなるようにプレイしていますし、手札干渉を考慮したデッキが組まれています。
サイドを2-2-2で取り進めるようなデッキが相手の場合はナンジャモの有無よりもどちらが先にサイド2を取れるか(1だけとっても意味がない)のほうが重要であり、そうしたデッキは中盤以降もはや手札干渉だけでは止まりません。

手札を使い切ってから使用した場合だとしても、4枚ドローだけではセイボリーやさぎょういんといった他に効果の付いたドローサポートとやっていることに差がほとんど出ませんから、それならば自分の動きがより理想的になる(3回のワザ宣言でサイドを取り切る動きに貢献する)サポートを採用したほうが良いとなり採用を見送りました。

手札干渉できる可能性は残しておきたい、というのはかなりあり実際自分もずっと入れていましたが、実際に刺さるのは重要な場面どうこうというより序中盤で他にできることないからえいやで打った時みたいなほうが目立つので(そもそも終盤に打つと自分が動けない)抜いた形です。
PJCSの時に自分が使用したパオジアンデッキでは、ビーダルも2-2としっかり準備したうえで自分がナンジャモを使う側に回ろうと意図したものでしたが今回はそうではありませんでした。

ビーチコート
スタジアムの効果としては魅力があります。ただしポケストップの性質上グッズ以外のカードの枚数が増えても概ねトラッシュされるだけなため候補から外れました。

ピクニックバスケット
ロストギラティナが引き続きめちゃくちゃ多いとかであれば採用しようと考えていました。ギラティナがパオジアン相手に2-2で勝負を挑んでくることは基本的になく、雪道ツツジと合わせてセグレイブ2体を同時にきぜつさせることを狙ってくるためそれを回避するために実践していました。

使う上でのポイント

このデッキを使う上で一番大切なのは、自分が今何を持っていて、山札の下以外の位置にどんなものが残っているのかを意識しながらプレイすることです。

冒頭で述べた通り、自分が走り切ることを念頭にプレイしないといけないためポケストップでまわすことを必要以上に恐れてはいけません。
アルセウスVSTARやセグレイブなどこれから使いたいポケモンがトラッシュされた場合でも、2枚採用しているすごいつりざおにより1回は難なく拾える場合が多いです。

中盤以降、ミュウexを絡めたドローを行うためにはナンジャモで山札の下に固まっているものがわかっているか、それともランダムな状態かを意識することが大切になります。
動き出したパオジアンデッキに必要なことは多くの場合ターンごとにスーパーエネルギー回収を使い場にエネルギーを供給することができるかです。

自分のポケモンが気絶した際にバトル場にパオジアンを出すのかミュウexを出すのかは山札の下の状況や残っているエネルギー、クロススイッチャーをこのターン使いたいかどうか、つりざおでエネルギーを山に戻しわななくれいきとかくしふだでドローに変換できるで変わります。

わななくれいき、かくしふだ、リスタート、ポケストップ(が前のターンから出ているか出ていないか)、さぎょういん、といった要素に対して、自分が欲しいカードを最大効率で引く事ができる順番は何かを考えるのが重要です。

極端な例ですが、

  1. バトル場がパオジアンでベンチにミュウexとゲッコウガ

  2. スタジアムは前のターンから出ているポケストップ

  3. 手札にはさぎょういんとポケストップの2枚だけ

という場合、
リスタートで1枚引いて手札3枚。
1回目のポケストップでグッズが2枚あたると手札5枚。
さぎょういんを使って手札7枚。
ポケストップを出しなおして回しグッズが3枚あたると手札9枚。
ここまでに引いたカードにつりざおがある場合山札にエネルギーを2枚戻し、わななくれいきで水エネルギー2枚を加え手札10枚。
かくしふだで手札11枚。という形で1ターンで9枚ドロー(1回目のポケストップで1枚外しているため10枚めくり)となります。

スーパーエネルギー回収が手札にある場合であれば、はじめにリスタートをするよりもポケストップでコストとなるカードが引けたほうがスーパーエネルギー回収で手札を減らした状態からリスタートできる等々もあります。
このあたりは一人回しで十分に慣れることができます。

各対面で主に気をつけること

ロストギラティナ
中途半端にサイドを1枚とっても何一つ良いことがありません。
仮に序盤からウッウがおとぼけスピットをしてきたとしても(そもそもレアケースですが)、適当に他のポケモンと交代していなしながらサイド2を取れるまで待ちます。
バトル場にウッウが残ると相手にとっても都合がいいことではないため放置します。
2枚を取るか、何も取らないか。これを徹底しておかないとサイド3の状態で雪道ツツジをされてしまい、ツツジ後に2回ワザを宣言しないとゲームが終わらせられなくなってしまいます。このマッチアップではツツジは必ず飛んでくるものなので、とにかく残りサイドを2にする前に自分の山札をどこまで削れるかが大切です。

エネルギーのサイド落ちがない場合は最後に下記のような盤面を完成させることを目指します。

相手はギラティナを出すと負けてしまうのでヤミラミあたりを使うしかなく、
そうするとアルセウスが2回攻撃することができます
エネルギー全部を使ってしまと縛られるためトラッシュにかならず2枚残します

サーナイト
こちらは2ターン目からキャンセルコロンげっこうしゅりけんが狙えるため積極的に狙います。基本的にはラルトス2体を倒して良いのですが相手のベンチがゲッコウガやふしぎなしっぽミュウで圧迫されている、マナフィにエネルギーが貼られていて次のターンミラージュステップしてきそう、という場合は相手がゲッコウガを無視できないようマナフィから倒すケースもあります。

しゅりけん2回を決めれるとほぼ勝ちなのですが、そうそう上手くは行かないのでサイド3になるあたりでミュウexを置けるとナンジャモを使われても大分復帰が楽なのでオススメです(最悪すぐに取られてもなんとかなります)。しっぽミュウは50以上のダメージを受けているサーナイトと一緒にしゅりけん当てる対象として都合が良いため出来れば最初から倒さずに無視しておけると良いです。

白ルギア
ルギアとパオジアンは等価で交換しつつ、カビゴンに対してはアルセウスで攻撃します。
気をつけるべきポイントは手負いのパオジアン(というより残りHP90以下のV・exポケモン)が2体並ばないようにすることです。サイドレース上有利にたっていても、最後に相手のミュウexがげっこうしゅりけんを打ってきてサイド4枚取りでゲームセットになってしまうためです。
アルセウスの突破は基本的にアヤシシしかないため相手はアルセウスを無視せざるを得ません。適度にアルセウスにエネルギーを貯めつつ、いざとなったら新品のパオジアンが出撃220以上を出せる、としておくのが良いです。

ミライドン
このマッチアップに対しては珍しくアルセウスがアタッカーとしてかなり頑張ります。こちらがベンチフル展開しない限りは向こうはパオジアンを倒すためにミライドンかライチュウを使うしかありません。ミライドンデッキもエネルギーをつけやすいデッキではありますが、それに特化したデッキというわけではないため毎ターンエネルギー3枚吹き飛び続けたりすると結構しんどく、おまもりライコウもアルセウスで一発あてておけばスイーパーからサイドまとめ取りが出来ます。無理にパオジアンで殴り続けず、アルセウスをアタッカーとしてうまく活用していくのが大切です。

パオジアン
後攻を取ったら基本的に勝てませんが、もし相手が先行で2ターン目までにセビエを1体しか建てられなかった場合はひたすらセビエを狙います。パオジアンが突っ込む理由はないため可能であればゲッコウガで前のパルキアなりとセットでダメージを与えます。次点でアルセウスが殴りに行きます。
ミュウexは相手のヘイルブレードを使えるため実質ドローソースを兼ねたパオジアンとして使えます。

もしお互いの準備が順調な場合、後攻はそういうものとして受け入れます。

リザードン
サイドを2枚以上取るとパオジアンがワンパンされるようになってしまうため、相手のポケモンを倒すタイミングが適切かどうかは見極める必要があります。
ヒトカゲが並んでいる状態であれば最初からげっこうしゅりけんを狙い、残りはリザードン2体をワンパンする形が一番オーソドックス可と思います。
相手がアルセウスを採用しており、2ターン目でサイドが動かなそうな場合はこちらのアルセウスで相手のアルセウスに200点与え、お互い一発耐えた状態でスイッチャーを使って相手のリザードンに対してパオジアン300点当てることを狙います。手負いのリザードンがバトル場に残った際げっこうしゅりけんで4枚取りが狙えてしまうので逃げるエネルギーやいれかえ札を消費してくれます(どちらもサイドが動かないので相手にマフォクシーやミュウexが入っていない場合結構お得なトレードになります)。

相手のサイドが奇数で残り1枚に誘導できた場合、最後にミュウでバーニングダークをコピーすると330出るのでリザードンを3エネでワンパンすることができます。

あとがき

予選の最終戦でセグレイブくんが最後にサイドめちゃくちゃ取りまくって勝ちみたいな地獄のような体験もしたのでこのデッキタイプに対して以前より愛着が湧きました笑

今後どうなるかはわかりませんが、まだしばらくはこおりタイプのデッキをテーマに活動していこうかなと思うのでよろしくお願いします。

とりあえず京都の優先権は手に入れたのでまだまだ頑張ります!
関東在住なのですが京都にはなんだかんだ年1くらいで行っていて、個人的にめちゃくちゃオススメしている京都駅直結の天ぷら屋さんがあるので良かったら食べてください。

もち料理専門店のきた村というお店がすごく好きだったのですが、何年か前に閉店してしまったのがすごく残念です。あと京都水族館のオオサンショウウオ自分は数時間見てられるのでドオー好きな人にはこちらもオススメです。

僕が独り言とレシピを垂れ流しているdiscordのサーバーで、おパオについて話相手になってくれているソラさんが自主大会で良い成績を残しておりnoteも書いていたので勝手に宣伝しておきます。


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