Never look down on anyone
家庭が崩壊みたいな家だったからね。親父が活動家あがりでさ。両親共関東の人なんだけど追われるように西へ。兄貴は日常的に僕に暴力振るうし、嫌で嫌で仕方ないからさギター一本背負って1人暮らしさ。で...こっちの高校入って。
バンドやるつもりだった。でもさ社交的とは言えないからさ何となく土手沿いいつも走っていた。そのうち仲良くなった奴らがいてね。
聞けば在日3世と土手沿いの集落の奴でさ。遠慮しながら近づいてきた。こっちはガキの頃からだからね。そんなの気にするわけねーけど気にする気持