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人の温もりと共存する北欧家具ーおすすめ理由3つ


こんばんは、RANです。
1記事目はデータサイエンスと全く関係ないテーマで書いてしまいました。

新型コロナウイルスの流行がなかなか収まらない日々が続いています。おうち時間がもう当たり前になってきましたね。どうやったら自宅にいても楽しく快適に過ごせるだろう?とインテリアについて考える人が増えたのではないでしょうか。

インテリアというと、最近は北欧スタイルが人気になっています。北欧家具は見た目の良さだけでなく実用性があるので、人気が出るのも納得のもの。「北欧家具を置いただけで、家が温かい雰囲気になった」、「リラックスできるのにおしゃれってすごい」と北欧家具を買う友人達は口々にそう言います。なぜなら北欧家具は、人の温もりと共存する”生きる家具”だと私は思うからです。今回は北欧家具の収集歴5年目の私が、その魅力とおすすめについて紹介します。

北欧家具とは?

そもそも北欧とは、北の欧州(ヨーロッパ)地方のこと。デンマーク・スウェーデン・ノルウェー・フィンランド・アイスランドの5つの国をさします。この北欧でデザイン・製造されている家具のことを北欧家具と呼びます。しかし近年は、北欧の良質な木材と職人さんが不足していることもあり、ライセンスを取得して日本の職人さんが日本で製造しているメーカーもちらほら存在してます。

北欧家具が生まれた背景

北欧の地域性として、”寒くて日照時間が短い”という特徴があります。北欧に住む人々は自宅で過ごす時間が長いことから、自宅での快適さ・楽しさ・おしゃれさを工夫して過ごすのがとても上手なんですね。北欧の暮らしには”温かみ”というものが重要。当然、北欧家具もこうした”温かみ”と共存する家具として存在することを求められるわけです。他国の家具との違いはまさにここにある、と私は思っています。これは北欧家具の差別化された魅力であり、北欧家具にしか出せないもの。

すでに北欧家具愛がかなり溢れてしまってますが、一旦冷静になります。北欧家具をおすすめする理由を分かりやすく3つにまとめてみました。

北欧家具をおすすめする理由3つ

①飽きのこないシンプルで芸術的なデザイン

家具は飽きたらすぐに買い換える消耗品ではないため、慎重に選ぶ必要がありますよね。北欧家具はシンプルなデザインなので、年代・好みを限定せず色々な部屋に置くことができます。時代や所有者が変わっても、愛され続ける家具ということですね。
そんな北欧家具だからこそですが、ヴィンテージ物はどんどん値上がりしています。現物資産として保有する方もいらっしゃるほど。まさに生き続けている家具です。

②自然素材が活かされ、使えば使うほど味わい深い

北欧家具の特徴として、自然の材料(無垢材など)を使用して作られているということもポイント。そのため、見た目に柔らかさ・温かさを感じます。日本の伝統建築は木造のため、意外と和建築との相性が良いですし、もちろん現代のコンクリートマンションに置いてもモダンで素敵です。住む家の条件を問わないということですね。
実際に北欧の人々は何世代にも渡って北欧家具を使っています。ソファであれば、布地を交換して何十年と使い続けます。使えば使うほど木材の色合いは味わい深くなりますし、高度な職人技で製造されるためしっかりした造りなのです。

③実用性がありどんな人にも使いやすい

おしゃれな家具は、「座り心地が悪そう」など、日常で活躍するイメージが湧きにくいものもありますよね。しかし北欧のソファやチェアは体の曲線に沿うように緻密に設計されており、素材は肌に優しいので座り心地がとても良いのです。北欧では高齢者用の福祉家具としても使用されているのだとか。まさに一生ものの家具と言えるでしょう。リラックスしたいお家時間だからこそ、使う時に「買って良かった」と思えるものが良いですよね。

北欧家具をおすすめする理由を紹介したところで、「じゃあどこのメーカーがおすすめなの?」となると思います。家具技術が発達している北欧だけに家具メーカーは数え切れないほど存在しますが、ここでは代表的な北欧家具メーカーかつ、私の好みのメーカーをピックアップしていくつか紹介します。

有名な北欧家具メーカー3選

Carl Hansen&Sun(カールハンセン&サン)

100年以上前から創業されている、歴史ある家具メーカー。有名なデザイナーであるハンス J. ウェグナーの家具を最も数多く製作するメーカーとして知られています。特に有名なチェアが「Yチェア」。有名レストランに置いてあることもあり、「このチェア、カールハンセン&サンのものなんだ」と後から知る人も。”北欧家具といえばウェグナー”というくらい人気で、ヴィンテージのウェグナーの家具はすぐに売り切れるものも多いです。

FRITZ HANSEN(フリッツハンセン)

1872年に創業した家具ブランドで老舗中の老舗。アルネ・ヤコブセンがデザインした「エッグチェア」、「スワンチェア」、「アリンコチェア」などの椅子が有名です。派手でもなく大ぶりでもないのに存在感があって可愛らしい。アルネ・ヤコブセンのチェアの人気は根強いです。

House of Finn Juhl(ハウスオブ フィン・ユール)

フィン・ユール家具は歴史に裏打ちされた職人技が光る家具で、現在も多くの手縫いの家具を制作しています。主にデンマークで製造されているため、職人技の伝統を引き継いでいる歴史あるメーカーです。美しい曲線を描く木材の加工も魅力。
まるで彫刻作品のような「ペリカンチェア」や世界で一番美しいアームと言われる「イージーチェア」は、ファンが多く大人気。

今回は北欧家具の特徴とオススメについてご紹介しました。
手に入れた人みんなが満足して長年愛する家具、シンプルにすごいなと思います。いわば芸術作品ともいうべき北欧家具。これからも北欧家具愛を静かに育んでいきたいと思います。
ぜひ北欧家具と共に、暮らしを豊かにしていきましょう。

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