The Great Battle of students

昨日はしこたま飲んだ。
それはもう、言葉で言い表せないほど飲んだ。
けど、記憶は残っている。
何をいつ飲んだかまでしっかりと。

やっぱり私は酒が強い!
そこら辺の男なんかよりは何倍も!
お父さんお母さんごめんなさい!私は女っ気のない酒豪女です!
あぁ、幸せや!

それにしても昨日は楽しかった!
鈴山君の恋バナも聞けたし、きょーかが酔い潰れて介抱されてるところも見れた。
まずば満足。有意義だだだ。


今日は1日休暇を取っている。
鈴山軍も少しの間はうちらの居城、板橋城に滞在し、その後、練馬城に帰るつもりだ。
城壁からはウチの軍と鈴山君の軍の子達が仲良くしてる風景も見られる。
いいねぇ、青春。私にもめちゃ強い王子様がいたらいいのになぁ。

今は朝の11時。1時間後の12時にはきょーか、鈴山君、御代川君とご飯を食べるつもり。
せっかく会ったからっていうのと、これからの猛華の情勢についても話すつもりだ。
だから、それまでに自分のしたい事をしようと思って、城壁に登ってきた。
城壁にいるのはとても気持ちがいい。
風、太陽を間近で感じられるし、なにより、皆を見下ろす事で天下の大将軍になって気になれる。
自分の一手でこの人間達が一斉に動く、なーんて事を考えてるだけで満足なのだ。

時間までここにいよう。
お腹がさっきから鳴ってるけど、我慢だ私。
1人で食べるご飯より、みんなで食べた方が美味しいんだから!
あと1時間くらい!待ってろ!美味い飯!




12時ぴったりに部屋に入った。
みんな座ってる。自分が最後みたい。
私はきょーかの隣、鈴山君の向かいの席。
遅れたことにちょこっと謝って、さっそく本題へ。

さぁ!みんな、何食べる!?

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