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2021/12/3 じっちゃま楽天証券LIVEまとめ

 12月3日に楽天証券主催でじっちゃまこと広瀬隆雄さんが2022年の米国株市場の相場見通しと注目銘柄について解説されましたので要点をまとめていきたいと思います。

・本題に入る前に12月、1月の米国株のパフォーマンスは強い時期のため    今は「買い場」です。

・2022年の米国株のパフォーマンスは±0%で終わると考えている。
→ポートフォリオの半分はVTIなどのETF(コア)、残りはエネルギー、旅行関連、ひょっとすると銀行株(サテライト)。

・今は景気拡大局面が若い(early cicle)。

・米国の家計部門は健全、空前の転職ブーム(将来に自信を持っている人が多い)
→消費はOK(旅行ブームが来る)。

・一方でFRBはテーパリングを早めて利上げへ向かおうとしている(とりわけ利上げのペースが矢継ぎ早で秩序だったものでない場合にギクシャクする可能性)。
→生産性は下がっている(これは賃金・物価上昇スパイラルを引き起こす)、インフレ高進、雇用者数は増えている。

・大統領が第1期目での中間選挙の年のS&P500のパフォーマンスは1年を通じて悪い(±0%)

・来年は指数より割安な銘柄を買う方が儲かるかもしれない(玄人的な相場を張らないと)。


参考銘柄

・PXD:
    ・シェールの貴公子(優良企業)
    ・強固なバランスシートを維持
    ・シェール企業を1つ使うならこれ


・FANG:
    ・シェールの1番旬なストラテジー、アグレッシブな企業(スプラベリーウルフキャンプ層を集中的に開拓)
    ・設備投資をやや絞り込む→株主に還元(以前は原油価格が上がるとすぐに増産し原油価格の下落に需給関係が乱れつながっていた)

✳︎2022年の原油価格は上を見ている。

・FLNG:
    ・LNG(特化)タンカー会社
    ・業界全体としてスポット契約が増加してきている(13隻中4隻がスポット市場で運行)→長期契約の安定収入と目先のアップサイドを確保している

    ・米国ヘンリーハブで5ドル⇨アジアスポット市場で30ドルで買われている(主に中国が多く買っている)

・TRMD:
    ・世界最大のプロダクトタンカー会社
    ・需要はV字型で回復。
    ・ある時点でブームが来る。

・ENPH:
    ・ソーラパネルの直流を交流に変えるマイクロインバーターを製造。
    →1つのソーラーがダメになっても全てがダウンしない仕組みにした。
    ・IoTとスマホアプリを組み合わせたシステムの確立(消費者がどのくらいの電力を使っているかモニターできるなど)
    →ソーラーパネルの信頼性UP,保全コストの削減

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