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【花椒】しびれる辛み!麻婆豆腐など四川料理の代表的なスパイス


ガチ中華などで話題になっている中華界隈。個人的に中華を語るうえで、花椒の存在はは欠かせません。

四川で出会った料理には、ほぼ花椒が使われていてその衝撃たるや……


今回はそんな中華料理によく使われる花椒を紹介します。

花椒ってなに?

花椒はミカン科サンショウ属で、原産国は中国。中国山椒、四川胡椒などとも呼ばれることもあります。


日本語読みでは「カショウ」、中国語読みで「フォアジャオ」と呼ばれます。

日本の山椒と似てはいますが、花椒の方がよりも舌がしびれるような辛みが特徴的。

日本の山椒はうなぎにちょっとふったりすることもありますね!山椒は花椒よりややマイルドです。

花椒はホールで売られていることもありますが、粉状で売られていることもあります。

作用


食用以外の用途 漢方薬で消化促進剤に。利尿剤とリウマチの治療薬にも使われる。

スチュアート・ファリモンド:スパイスの科学大図鑑 香りの効果的な引き出し方や相性を徹底説明,株式会社誠文堂新光社,2021

消化促進剤として漢方で使われるようですね!確かにピリッとしたしびれと辛みは食が進みます。


花椒はどういうふうに使う?

花椒といえば!
英語ではSichuan pepper(四川胡椒)とも呼ばれるように、イメージするのはは四川料理。

花椒を使った、代表的な料理には麻婆豆腐や火鍋があります。
唐辛子や花椒を炒めて使ったり、さらに花椒パウダーを振りかけて使用したりします。

四川で食べた火鍋

四川省を旅したときには、料理のほとんどに唐辛子と一緒に花椒が使われており、辛すぎるし、しびれるし…で正直苦手になりました。

(今は大好きです!)

スターアニス(八角)、シナモン、花椒、クローブ、ちんぴを粉状にしたスパイス、五香粉(ウーシャンフェン)にも使用されています。

から揚げやラーメン等の麺類に花椒パウダーを振りかけるとそれだけで本場中国の味になってオススメ!

ホールをつぶしてから使用すると、より風味が引き立ちますよ。

炒め物を作るときには、最初に油で花椒と唐辛子を炒めて使うとより本格的な中華の味に。

ぜひ試してみてください♪



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