Rangorie、クラウドファンディングに挑戦します!
こんにちは、Rangorieの綿石です。先日発表した日本での販売開始に向けて3月初旬にクラウドファンディングに挑戦することに決めましたのでお知らせいたします。
本日はなぜクラウドファンディングなのか?という背景についてお話します。
インド柄の下着はどのくらいの日本人の心に響くのだろうか?
10 月に日本で発売しようと考え始めたとき一番気がかりだったのは、
インド柄の下着という市場がめちゃくちゃニッチなのは覚悟の上だけれど、一体どのくらいの人が興味を持ってくれるのだろうか?
一体どのくらいの数の下着を生産したらよいのだろうか?
という点でした。
市場規模・今後の成長性・競合など様々な分析をしたけれど、どれも結局のところ机上の空論。リコー内で新規事業プロジェクトをいくつか経験したことのある私に言えることは、
何人の人の心に刺さるかなんて、結局のところやってみないとわからない。
リスクを最小限に抑えてできるだけ素早くたくさんトライするしかない!
ということです。
しかしこの「リスクを最小限に抑えて」というところが曲者で、下着の生産には最小ロットという工場によっては最低限この数作らないと採算がとれないので受けられない数という数量が存在します。コストを抑えて求めやすい価格で生産するためにはたくさん生産したいが、たくさん作って売れ残ってしまっては元も子もない…そんなジレンマに陥っていました。
そんな時、リコーのTRIBUS事務局メンバーから
クラウドファンディングやらないの?
との提案が。
クラウドファンディングとは先に商品の構想を公開し、その商品のコンセプトや機能が気に入った人が支援を表明し、その支援のお返しとしてリターン品をお届けする仕組みです。
仕組み自体は知っていたけれども、私の中では
クラウドファンディングって、まだ世の中にない商品を実現したいスタートアップが支援金を集めて活動費に充てるためのものでしょ?
リコーという母体があり、多くはないけれども一定の活動費を支給されている私たちがやるものではないのでは?
と考えていました。ですが調べていくと、
クラウドファンディングには応援購入・予約販売プラットフォームとしての機能もあり、すでに市場で販売されている商品を販売し、テストマーケティングに活用するような事例も多くあるということがわかりました。そこから
予約販売という形なら、インド柄の下着という訴求がどのくらいの方たちに響くのか知ること(=テストマーケティングとして活用)ができる!
クラウドファンディング、いいな!
と俄然やる気に。
応援者とコミュニケーションをとりながらものづくりができる
そこからさらにクラウドファンディングについて調べていくと、早期から応援してくれている支援者からメッセージをやりとりするコミュニティ機能もあるとわかり、
「欲しい」といってくださったお客様の声を聴きながら商品づくりがしたい!
と考えていた私たちにピッタリの仕組みだということがわかりました。
さらには事前審査はあるものの、百貨店などに展示するプランも用意されていて、
実物を見てみないと購入するのが不安
というお客様にも触っていただくことが可能で、より具体的な声を聞くことができるとわかりました。
という背景から、日本発売の第一弾はクラウドファンディングに挑戦することに決めました。どれくらい日本で支持を得れるのか不安もありますが、新たな挑戦にわくわくもしています。
まとめ
Rangorieは2021年3月初旬、日本展開にむけてクラウドファンディングに挑戦いたします。
その理由としては
①インド柄の下着が日本でどれくらい必要とされているのか知りたい。
②「欲しい!」といったくださっている方たちと一緒にものづくりがしたい
からです。
クラウドファンディング開始に向けて日夜チームメンバーや協力パートナーと鋭意準備中しており、どんどん情報公開していく予定ですので、これからも引き続きRangorieの動向にご注目ください!
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