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【完】春蔵のSwift講座

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ラフアンドレディ(株)iOS大好き春蔵さんが執筆したSwift技術記事を遺作としてマガジンにまとめています。
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記事一覧

【最終回】【IT技術】【Swift】SwiftUIでラップしたコントロールを作成、使用する

こんにちは。ラフアンドレディ(株)iOS大好き 春蔵です。 SwiftUIでは、テキストやテキストフィールド等のコントロールを複数使用しアプリを作成します。 その際、ラップしたコントロールを作成、使用する事によるメリットをサンプルをもとにご紹介したいと思います。 サンプル画面 コントロールをラップする struct ContentView: View { @StateObject var viewModel = ContentViewModel()

【IT技術】【Swift】画面間での値の引き渡し

こんにちは。ラフアンドレディ(株)iOS大好き春蔵です。 別の記事「【Swift】MVVMモデルについて」では、View-ViewModel-Model構成を説明しました。 今回は、画面間で@StateObject内の値を引き渡す方法を2パターン、サンプルをもとにご紹介したいと思います。 サンプルコードについては最後にリンクを記載しています。 サンプルの動作以下の動作はPage3でも同様の動きとなります。 パターン1. StateObjectを渡す struct P

【IT技術】【Swift】任意の文章を読み上げる音源ファイルを作成し、作成した音源ファイルを任意の時間に再生する方法

こんにちは。ラフアンドレディ(株) iOS大好き春蔵です。 SwiftではAVSpeechSynthesizerクラスを用い、任意の文章を読み上げる音源ファイルを作成して、UNUserNotificationCenterで任意の時間に音源ファイルを再生することが可能です。 今回は、その機能をサンプルをもとに紹介します。 サンプルコードについては最後にリンクを記載しています。 サンプルの動作サンプルでは、任意のメッセージを入力、「アラーム設定」ボタンを押下後、アプリをバッ

【IT技術】【Swift】音声を選んで任意の文書を読み上げる

こんにちは。ラフアンドレディ(株)iOS大好き 春蔵です。 SwiftではAVSpeechSynthesizerクラスを用い、任意の文章を読み上げる事ができます。 今回は、その文章読み上げの機能をごサンプルをもとに紹介します。 サンプルコードについては最後にリンクを記載しています。 サンプルの動作サンプルでは、iOSにセットアップされている音声の一覧から音声を選択し、「話す」ボタンを押下することにより、任意の文章を読み上げます。(「サンプルの文章です」の部分は変更可能)

【IT技術】【Swift】MVVMモデルについて

こんにちは。ラフアンドレディ(株)iOS大好き 春蔵です。 これまでの記事に添付したサンプルコードは、MVVMモデルに基づき作成しています。 これからのサンプルコードもMVVMモデルで作成していくので、同モデルについて軽くご説明しておきたいと思います。 なお、以下の説明は私個人の解釈も入っているので、その点はご了承ください。 MVVMモデルView ・・・・・・画面のデザインに関する処理。 ViewModel ・・・ 画面のロジックに関する処理。 Model ・・・

【IT技術】【Swift】デバッグ時に現在位置を任意の場所に変更する

こんにちは。ラフアンドレディ(株) iOS大好き 春蔵です。 今回はデバッグ時に現在位置を任意の場所に変更する方法をご紹介したいと思います。 本記事で作成するgpxファイルは「【Swift】指定した場所の近くでアラームを起動する」で作成したサンプルアプリに含まれます。 デバッグ時に位置情報の変更を許可gpxファイルを作成デバッグ時に現在位置を変更する場合に使用する位置情報のファイル(gpx)を作成します。 gpxファイルを修正gpxファイル内のlet(latitude

【IT技術】【Swift】指定した場所の近くに着いた時にアラームを起動して通知する

こんにちは。ラフアンドレディ(株)iOS大好き 春蔵です。 今回は地図系アプリでよくある、テキスト入力された場所の近くに到達した時に、アラームを起動する処理をご紹介します。 地図の表示や座標の取得などの処理は、下記の記事を参照してください。 また、スマホで位置情報を特定するためのGPS機能は、地下やトンネル内では使用できない事が殆どです。 アプリの公開時には、その旨を注意事項として書くことをお薦めします。 サンプルアプリの動作説明 検索欄に目的地を入力後、📍ボタンを押

【Swift】SwiftUIのMapコントロールで指定した場所にピンを表示する

こんにちは。ラフアンドレディ(株)iOS大好き 春蔵です。 今回は地図系アプリでよくある、テキスト入力された場所をもとに地図上にピンを表示する機能をご紹介します。 地図についてはSwiftUIの標準コントールであるMapを使用。 入力された場所の座標の取得は、別記事で紹介しているため省略します。 サンプルコードについては最後にリンクを記載しています。 サンプル画面地図の表示 /// 地図表示 /// interactionModes : ユー

【Swift】MapKitを使用した場所のサジェスト表示、座標情報の取得

こんにちは。ラフアンドレディのiOS大好きマン春蔵です。 今回は、地図系アプリでよくある テキスト入力された場所をもとにサジェスト表示 選択された場所の座標情報(緯度、経度)を取得する処理 を紹介します。 サンプルについては最後にリンクを記載しています。 画面サンプル場所のサジェスト表示import SwiftUIimport MapKitstruct ContentView: View { /// ViewModel @StateObject var

【IT技術】【Swift】Speechフレームワークを使用した音声認識

こんにちは。初めまして。 ラフアンドレディ(株) iOS大好き春蔵です。 Swiftでは、画像認識、音声認識、テキスト認識など、AI技術を利用したフレームワークが追加されてきています。 その内の音声認識、Speechフレームワークを使用した音声認識について、サンプルをもとに紹介します。 サンプルについては最後にリンクを記載しています。 興味ある方はぜひ見ていって下さい! 権限の付与info.plistに以下のキーを追加する事により、マイク、音声認識にアクセスする際の使用