見出し画像

CAMPFIREで気になった企画からの考察

世の中に自分の想いを届けたい!という時の参考に、CAMPFIREの先人達の企画から考察をしてみます。しかし、クラファン企画を見ていると、この2~3年のクオリティの向上っぷりは凄いですね。

支援したいなと思ったプロジェクト

①大切な人へあなたの日常を伝える【送れるカレンダー「日々、」】が誕生しました。

これ、実は私がやりたいことに大分ビンゴなサービスになります。

自分の活動記録的な日記的なものを、大切なあの人へ届ける。メールや電話と異なり、届いた瞬間の双方向コミュニケーションを求めるものではない。

ただ、受け取った人は、あなたのことを身近に感じ、電話をするのは照れ臭いけれど、あなたのことを想っていますよ、と片方向のコミュニケーションを受け取り、幸せな気持ちになれます。

元気に暮らしているよ、あなたのことを想っているよ、それだけで幸せな気分に慣れるサービスですね。このクラファンの後も、リアルなフィードバックを元に、この最初のコンセプトを磨いているバージョンアップ版が展開されているのが素晴らしいです。

②日本酒が好きな人ほど感動する!日本酒を4倍楽しむぐいのみが出来ました!

こちら、多分もう2~3日悩んで、直接的に支援しそうな予感がします。まず熱意と想いが伝わる文章と写真が最高です。

もう一つは、モノが出来上がっていることですね。しっかりとモノができており、拘りポイントが分かり易く表現できている。そして、リターンもどれだけ費用が掛かった上で、何をリターンしたいか、何を回収したいか、明確です。

コロナで大変だから~と心情だけに訴える企画も多いですが、こちらは素敵な笑顔の写真と企画内容を見て、日本酒好きには応援せずにはいられない魅力を感じました。「共感」ですね('ω')

伸びなかったプロジェクト・・

①世界初!遠隔コミュニケーションを可能にしてくれる指輪「RingU」

こちらは2013年と少し古いプロジェクトになるのですが、好きな感じの企画内容ではあります。離れていても、相手の自分を想う気持ちが届く、指輪型デバイスです。

しかも動画にあるように光ったりするだけでなく、指輪型デバイスを通じて、相手に軽く握られているような触感を与えてくれるデバイスということです。面白そう。

こちらはAll-or-Nothing形式で惜しくも達成しなかったようですが、やはりアクセサリー的な形状にすることで、デザイン的なハードルが上がったことに加え、当時なりのプロトタイプ段階での出品だったこともあり、実現度合い・素晴らしさが見る人に届かなかったように思います。

②防犯・ペット・ベビ-・介護に!スマホ連動で遠隔操作が可能な「無線IPカメラ」

こちらは、最近の遠隔操作できる無線IPカメラの企画です。All-in方式で4人に支援されているので、ある意味成功なのかもしれませんが、個人的には出品者の想いが見えにくい、他との差別化が分かり難い、という意味で、少し気になってしまった企画でした。

海外で既に売れている製品の輸入販売代理店ということで、少しでも販売経路として機能した=成功なのかもしれませんが、クラファンページで見ると、少し違和感を覚える状態だったように思います。(偉そうにすみません)

企画紹介の本文ではアピールを図りかね、活動報告ページも見ましたが、「お手に取りやすいバランスの良い価格で、メリットを正確にお伝えした上で皆様にお届けしたい~」となっているだけで、そこから先をイチ投資者の観点で読み取ることができなかったのが残念です。

考察

すごい数のプロジェクト・プロダクトがある中で、「繋がり」や「伝える」、「身近に」などのキーワードで、自分のイメージする企画に近いコンセプトかなと思えるモノをいくつか見てきました。

個人的に大事だな、自分が他人様に伝える時に気をつけないとと強く思ったのは以下辺りになります。

プロダクト、企画内容自体の魅力はもちろんのこととして、

・いかに熱意があるか
・本当に実現してくれそうか
・ある程度、ビジョンが形になっているか
・共感を集める内容か(ニーズ)
・差別化はできているか
・既にモノができているか
・リターンの内容が魅力的か

辺りは、自分が支援したいプロジェクトを探す段階では、そこまで気にしていなくても自然と気になってしまうポイントなのだなと強く感じました。

やっぱり、自分の独り善がりな思いだけではなく、届けたい・受け取りたい人のことをイメージできているか、ただの想い先行ではなく、確かにモノを形にして届けてくれそうかという実現可能性・信頼感は重視されるなという印象を強く持ちました。

この辺り、自分の企画を世の中に発信する際には、強く肝に銘じないとと思いました。(まだまだ想い先行、実現性も自分でも危うい感じ)





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?