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野球場図鑑/上野運動公園野球場

【所在地】伊賀市小田町 317
【両翼】104m
【中堅】125m
【収容人員】8,000人
【アクセス】JR関西本線・伊賀上野駅、近鉄伊賀線・上野市駅から徒歩15分
【リンク】
 公益財団法人伊賀市文化都市協会
 伊賀市

レフト側から。

「忍者の里」旧上野市の市営球場。2004年、周辺町村との合併で誕生した伊賀市の管理となる。レフト後方には伊賀上野城を臨む(この伊賀上野城は模擬天守である)。市街地に近い上野運動公園に昭和38年開場。陸上競技場、武道館、テニスコート、スポーツセンターを併設し、陸上競技場はなでしこリーグ・伊賀FCくノ一三重のホームスタジアムとなっている。
 筆者の知る限り、両翼が日本で最も深く、中堅は岡崎市民球場の126mに次いで深い野球場だが(前橋市の千本桜野球場が左翼119m、中堅130m、右翼96mとあるが、単面仕様の野球場と言えるかどうか不明)、高校野球の公式戦では使用されず、地元の高校や社会人野球のクラブチームが練習や練習試合で使う程度となっており、2021年三重国体では軟式野球の会場となっている。これだけの広さを持つ野球場が軟式での使用が中心になっているのは勿体ない感がある。
 改修は何度か行われているが、ダッグアウトや防球ネットなど目立たないもので、球場自体は大きく姿を変えていない。

野球場図鑑/index
野球場図鑑/三重県

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