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野球場図鑑/青森市営野球場

【所在地】青森市合浦 2-14-54
【両翼】98m
【中堅】121m
【収容人員】10,010人
【アクセス】
 JR青森駅東口から青森市営バス東部営業所行きまたは県立中央病院行きで「合浦公園前」下車
【リンク】
 ダイシンベースボールスタジアム
【ネーミングライツ変遷】
 ダイシンベースボールスタジアム (2020~)

球場正面

 天然記念物「三誉の松」を擁し、「日本の都市公園100選」に選定されている合浦公園にある野球場。1950年開場と長い歴史を持つ。
 2001年6月の全面改修に伴う一般公募により「合浦公園スタジアム」という愛称を与えられたが、どれほど定着しているかは不明(一般公募で決めるような名前だろうか)。
 高校野球選手権青森大会決勝が行われる県下メイン球場だったが、2010年代中頃に、NPB一軍公式戦が行える規模に改修された弘前市のはるか夢球場に、2022年以降はその座を譲っている。
「日本プロ野球史上初の完全試合」が達成された球場として有名。開場から3ヶ月後の6月28日、巨人×西日本戦で巨人の藤本英雄(故人)が達成。正面にはその記念碑が建てられている。プロ野球が計23試合しか行われていないこの球場での達成。奇跡づいている球場と言える。98年7月18日の高校選手権青森大会で、0-122という歴史的大敗を喫した深浦高校が、6年後の04年7月16日、この球場で同大会初勝利を遂げた事も特筆に価する。
 (株)大進建設がネーミングライツを取得し、2020より「ダイシンベースボールスタジアム」を名乗る。2027年5月7日までの契約となっている。

「日本プロ野球史上初の完全試合」の記念碑

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