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野球場図鑑/長崎県営野球場

【所在地】長崎市松山町 2-5
【両翼】99.1m
【中堅】122m
【収容人員】25,000人
【アクセス】
 市電「大橋」下車
【リンク】
 長崎県スポーツ情報:ながさきスポーツファインダー
 長崎市公式観光サイト「travel nagasaki」

グラウンド全景。ネット裏のスタンドは奥行きがある。

 平和公園・平和記念像から長崎本線と市電の線路を挟み、西側のスポーツ施設が集中するエリアに97年開場した県下メイン野球場。「ビッグNスタジアム」(NはNagasakiのN)の愛称で親しまれており、同エリアには陸上競技場、球技場、テニスコート、ソフトボール場、市民総合プールがある。
 元々昭和27年開場の市営大橋球場を97年に72億円を投じ、大幅に改修したもので、市営球場が県営球場として建て替えられたという珍しいケースである。
 線路と川に挟まれた敷地にはめ込むように造られているため、一塁側と三塁側のスタンドは包丁で切ったように削れており、その分ネット裏の座席はとても高く、奥行きがある。
 長崎県では唯一プロ野球の一軍公式戦が行える規格を備えており、主に巨人や福岡ソフトバンクホークスの主催試合がコンスタントに行われている他、高校野球選手権長崎大会決勝、社会人野球の全国大会予選が行われる。
 2019年に資料展示室がリニューアルされ、ちょっとしたベースボールミュージアムのようなスペースには県内強豪チームのユニホームや、この球場に縁のあるプロ野球選手のサインや道具等を展示している。2022年は人工芝がロングパイル人工芝「フィールドターフ」にリニューアルされた。

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