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野球場図鑑/大館樹海ドーム

【所在地】大舘市上代野字稲荷台 1-1
【両翼】90m
【中堅】120m
【収容人員】5,040人
【アクセス】
 JR大館駅前ステーションから秋北バス小坂線または獅子ヶ森環状線で「樹海ドーム入口」「樹海ドーム前」下車
【リンク】
 ニプロハチ公ドーム
【ネーミングライツ変遷】
 ニプロハチ公ドーム (2017.4~)

グラウンド全景。

 91年の「秋田県新総合発展計画」から6年後の97年、大舘市の中心市街地から北東約5kmの田園地帯に開場した、世界最大級の多目的木造ドーム。野球場としてはあまり知られていないが、こけら落としでイースタンリーグのオープン戦が行われた通り、硬式野球も利用種目である。
 野球場よりも建築物として注目されており、97年度芸術選奨文部大臣賞はじめ多数の賞を受賞している。秋田県と大館市が共同で所有し、秋田県出身の山田久志を名誉館長としている。
 屋根の骨格やスタンドに樹齢60年以上の地元産秋田杉約25,000本が贅沢に使われており、中に入ると心地よい杉の香りがする。また会議室、大会役員室、審判室、放送室、展示コーナーなど必要な設備ははぼすべて揃っている。
 過去にマスターズリーグや北東北大学野球リーグのトーナメント戦が行われた事があるが、普段は高校生以上の硬式野球ではあまり使われていない。スポーツ以外の、特に音楽関係のイベントに強く、B'z、SMAP等有名アーチストのコンサートが多数行われており、他にはギネスブックに認定された「大館市民による世界最大の折り鶴製作」等地域イベントの実績も豊富である。
 医療機器メーカーのニプロ(株)がネーミングライツを取得し、2017年4月より「ニプロハチ公ドーム」を名乗る。

秋田杉を贅沢に使った骨格。

野球場図鑑/index
野球場図鑑/秋田県

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