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『タカラ~ムの本棚』店主・タカラ~ムの本を読んだり読まなかったりな日常(2020/11/21~2020/11/27)

11月21日(土)

朝4時半起床。二度寝して次に起きたのが6時前。散歩に行って朝食(いつものメニュー)。

今日は週イチの買い出しの日。今週は食料品以外もあるので一日がかり。モンちゃんの散歩用の冬服も買う。ランチは焼肉。最近、妙に焼肉にハマっていて、月2回くらい焼肉にしている。美味しいもんね。

帰宅して、昨日参加した『ヨーロッパ文芸フェスティバル』の録音を聞きなおす。が、よくよくサイトを見れば期間限定だが見逃しで配信されているではないか! 映像があったほうが会場の雰囲気もわかる。オンラインイベントが併催されているとこういうところが便利だ。

文字起こしはかなり時間がかかるので1日では無理。今日は4分の1くらい。

就寝読書は「風の影(上)」。そろそろ終わりそう。

11月22日(日)

朝4時半起床。まだ薄暗い6時前に散歩に行って朝食。

今日は、無事に開催されることになった『文学フリマ東京』に行く。11月上旬くらいから新型コロナの感染者数が増加していて、イベントの開催も危ぶまれる状況だったが、文学フリマ事務局の努力で開催に至った。なので、参加する我々としても、可能な限り万全の対策をとって出かけよう。

会場では、十七時退勤社の橋本さんや笠井さん、代わりに読む人の友田さん、三輪舎(出店は生活綴方)の中岡さんがブースを出しているので、まずはそちらをひとまわりしてそれぞれの新刊を購入。Twitterで取り置きをお願いしておいた奇妙な世界さんとshigeyukiさんのブースにも行く。あとは会場内をゆっくりと巡回して気になったブースを覗く。翻訳編吟さんのブースでは、最近の第7号を購入し、「はじめての海外文学」でもお世話になっている澤田さんの話をブースにいた方(名前不明)と少し。その他は、翻訳系の同人誌を中心に購入した。いくつか面白そうな同人誌は、タカラ~ムの本棚で取り扱えないかなと考え中。

会場内を歩いていたら、先日書店は閉店した「H.A.B」の松井さんがブースにいたのでご挨拶。出店しているわけではなく、出店している柿内正午さんのブースに12月くらいに刊行予定の「ブルーストを読む生活」の束見本(カバーは本物らしい)を持ってきたとのこと。しばし、その本の話を松井さんとしていたのだが、実はそのブースが柿内さんの出店ブースだったらしく、柿内さんがすぐ横にいたのに完全に無視する形になってしまった。その節は大変失礼をしました。あと、会場内で「双子のライオン堂」の竹田さんと、「Readin'Writin'」の落合さんとバッタリ。帰り際に十七時退勤社のブースにいか文庫の粕川さんがいたのでご挨拶だけして文フリからは撤収。

文フリ会場のある流通センターから下北沢へ移動。数日前に金原瑞人さんと三辺律子さんが作っている海外文学を紹介するフリーブックレット「BOOKMARK」の最新17号が届いていたので、「本屋を旅するBookshopTraveller」で配布用に持っていくことになっているのだ。途中新宿で途中下車して蕎麦屋に入ってかなり遅めのランチ(むしろ晩酌に近い)。ビールと板わさと玉子焼きで昼飲み、日本酒も少し、締めにせいろそばスルッといただいて小田急線で下北沢へ。

先週来たときも下北沢の街にはけっこう人が出ていたが、今回もそれなりに賑わっている。ランチタイムからは大幅に外れていたので、本屋のあるビルの1階のカレー屋の行列はほとんどなかった。ちょっと急な階段を3階まであがり、店長の和気さん(わきてん)にご挨拶。持ってきた「BOOKMARK」をお渡しして、フリーペーパー置き場に設置する。出版社クオンの伊藤さんから韓国文学を紹介するフリーブックレット「ちぇっくCHECK」の最新号が店の方に届いていたので、1冊もらう。わきてんから「棚主さんに話を聞くネットラジオを収録したいので」とのことで、10分ほど最近気になっている本の話など。その間に、目の前で自分の棚で販売していた「イーディス・ネズビット怪奇短編小説  翻訳選集」と「ほんやく日和vol.2」が売れていくところに遭遇。自分が作ったわけではなく、ただ売っているだけなんだけど、なんだか我が事のように嬉しい。

下北沢には1時間ほど滞在し、夕食用にデパ地下でお寿司のパックを購入して帰宅。

就寝読書は「風の影(上)」。まだ終わらない。

11月23日(月)

勤労感謝の日で祝日。朝4時半起床。散歩に行って朝食。

今日は、こちらも「BOOKMARK」の最新17号を持って、もうひとつの間借り先である「せんぱくBookbase」に行く。11時頃に店に行くと、前庭ではなにやらイベントの準備中で、どうやら演劇イベントが開催されるらしい。今日は天気もいいし、野外であれば十分に注意することで密も避けられるだろう。

店長に「BOOKMARK」の最新号と、少しだけ在庫のあったバックナンバーを渡す。シェア店主に入る予定という方も居合わせたので自己紹介。私がどういう経緯で「せんぱくBookbase」に棚を出すことになったかなど。その方は。将来的には本屋になる希望があるようで、まずは勉強も兼ねて書店員の仕事を探しているという。「青山ブックセンター」と「PebblesBooks」にアルバイトの相談をしたらしい。どちらもよく知っている書店なので、「せんぱくBookbase」の店長ともども盛り上がる。ABCの山下さんもPebblesの久禮さんも書店員としては最高のお手本になる方々なので、ふたりのどちらと仕事をすることになったとしても、学ぶことはたくさんあるし、よい経験になるだろう。

店内で少し話し込んでいると、昨日の「本屋を旅するBookshopTraveller」に続いて、「イーディス・ネズビット怪奇短編小説 翻訳選集」を買われていくお客さんに遭遇する。今回は、買ってくれたお客さんと少し話ができた。海外文学がけっこう好きなようで、「BOOKMARK」も毎号入手して読んでいるという。ちょうどタイミングよく最新号が入荷したところだったので、さっそく1冊お渡しする。また、たまたま持っていたバックナンバーも入手しそこねた物があったかもしれないとのことで、そちらもお渡しした。「職場の人と読みます」と言ってもらえて、自分が作ったわけでもないのに嬉しい気分になった。

「せんぱくBookbase」では、この日シェア店主さんたちが集まってクリスマスの飾り付けをするとのことだったが、私は午後に予定があったので、お昼前に撤収。

就寝読書は「風の影(上)」。あと少し、でもまだ終わらない。

11月24日(火)

三連休が終わってまたいつもの日常。朝4時半起床し、散歩して朝食をとってテレワーク。

最近は、エクセルの機能調査ばかりをずっとしている。というのも、ウチのメンバーはエクセルをエクセルとして有効に使い切れていないのではないか、という課題が社長や部長からあがってきているからだ。テレワーク主体に仕事をするようになって、より効率的な業務が求められるのだが、みていると関数もマクロも使わず手作業で地道に時間をかけて作業しているメンバーが散見されるという。本人がそれで良いなら別にかまわないのではないか、とも思うし、エクセルの知識がなくて困るのは本人なのだから、危機感のある人は自力で学ぼうとすると思うのだが、マネージメントの方々はメンバーをあまり信用していないのか、勉強会を開けと喧しくて、けっこうめんどい。

めんどうでも、エクセルの勉強会を開催するだけで満足してくれて、ある程度評価もしてもらえるなら、それはそれでやぶさかではないので、こうして機能調査をしているわけである。

ただ、機能調査を深めていくと、こんなこともできるのか、とか、こんなテクニックがあるのか、と自分も勉強になることがあって楽しい。自分にとってのメリットの方が大きいかもしれない。

夕方まで作業して業務終了。

就寝読書は「風の影(上)」。あと少し!

11月25日(水)

朝4時半起床。散歩に行って朝食。終日テレワーク。

今日もエクセル。自分自身ちょっと前まではよくわかっていなかったピボットテーブル機能など、知ってみるとこれまで使ってこなかったのが悔やまれるような機能がたくさんある。いままで頑張って表組みを作ってデータを入れて関数を組み込んだりマクロでプログラミングしたりしていたことが、エクセルの標準的な機能だけでできてしまう。それも、特別難しいことはなくできるのだ。これは、メンバーにも知ってもらった方がいいかもしれないと思い始めてきた。

夕方まで作業してテレワークを終了。11月20日に参加した「ヨーロッパ文芸フェスティバル2020」DAY1イベントの録音から文字起こしする作業をする。次回の「365bookdays」に掲載する記事になる予定。まずは、3時間分のイベントを文字に起こし、取捨選択してまとまった記事にしていく。文字起こしは地味に時間がかかるので、今日は全体の半分くらいまで進めた。

就寝読書は「風の影(上)」。ようやく読了したので明日からは下巻だ。

11月26日(木)

朝4時半起床。散歩、朝食、のちテレワーク。

今日もエクセル機能調査。そろそろ初級者向け勉強会の企画も考えなければいけない。テレワーク環境で集合研修というわけにはいかないので、オンラインでの開催になるが、時間を決めて参加者を集めるスタイルは、むしろ非効率な気がするし、なによりメンバーのモチベーションやベテラン組のプライドもあって教えられることに抵抗のある人もいるから、Youtubeのように10分くらいの短い動画で自由な時間でみてもらうようにするか、毎週決まった時間にオンライン勉強会を開催して、参加したい人は参加するというスタイルにするか。いずれにせよ、自分のスキルアップは自分から積極的に取り組まなければ意味がないと思っているので、参加しない人に対してのケアはしないつもり。

午後になって、荷物が2つ届く。ひとつは、「代わりに読む人」に発注していた友田とんさんの新刊「パリのガイドブックで東京の町を闊歩する2 読めないガイドブック」、もうひとつは、これが最後の入荷となる「イーディス・ネズビット怪奇短編小説 翻訳選集」と「ほんやく日和vol.1」「ほんやく日和vol.2」だ。さっそくオンラインショップに登録し、在庫復活をツイートする。

就寝読書は「風の影(下)」

11月27日(金)

朝4時半起床。散歩、朝食、テレワーク。

今日は午後に通院のため実質作業は午前中のみ。内容は引き続きエクセル調査。昼間で作業して終了。

昨日オンラインショップに追加した「イーディス・ネズビット怪奇短編小説 翻訳選集」だが、今回も一晩で完売してしまった。「ほんやく日和」も順調に売れている。午前中は、本業の合間に発送準備をする。

昼過ぎに家を出て都内のクリニックへ。途中で郵便局から商品を発送する。メンタルヘルスに関するクリニックなので、テレワーク中の精神状態や生活状況などについて主治医と話をする。大きな体調の変化はないので、引き続きストレスをためないような生活リズムを保つことと指導を受け、いつもの薬を処方してもらう。

土曜日に都内に出たときは、時間の関係で大きな書店には立ち寄れなかったので、今日は東京駅近くの丸善丸の内店に行く。ランチを食べそこねていたので、給料日も過ぎてちょっと懐に余裕があったから「すし好」に入り、白子とあん肝の盛り合わせと玉子焼きを肴にハイボールと日本酒をいただく、仕上げに握りを少し。

丸善で「ミステリマガジン」他数冊を購入。東京駅の構内で夕食用に駅弁を購入して帰宅。

就寝読書は「風の影(上)」


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