『タカラ~ムの本棚』店主・タカラ~ムの本を読んだり読まなかったりな日常(2023/3/18~2023/3/24)
3月18日(土)
朝4時半起床。朝からかなりしっかりと雨が降っていたので今日は散歩は中止。朝食を済ませて、少し休憩してからラジオ体操。
雨が降っているが気合を入れて丸善津田沼店を目指して出発する。目的は国書刊行会50周年記念で新たに配布が開始されたはずの「国書刊行会50年の歩み」という小冊子の入手。お昼少し前にお店に到着し、フェア棚を確認したが目的の小冊子はない。レジで店員さんに確認したら入荷した分はもうすべて配布してしまったとのこと。なんとがっかり。仕方がないので丸善が入居している商業ビルの1階にあるラーメン店「麺場田所商店」で生ビールとおつまみセット、信州岩海苔ラーメンバター乗せを食べる。丸善津田沼店では日本文学から2冊ほど購入した。目的の品がなくても、本屋に行ったらよほどのことがない限り1冊は本を買いたいと思っている。
帰宅して午後はいつものようにダラダラと過ごす。夕食はキムチチャーハン。
就寝読書は「ブラック・フォン」
3月19日(日)
朝4時半起床。少し二度寝してから散歩に行き、戻って朝食。少し休憩してからラジオ体操。
週イチ恒例の買い出しに行く。今日はお彼岸期間中ということもあって、いつものスーパー2軒の他に、日用品を購入するためホームセンター、新鮮野菜とたまごを購入するため農産物直売所などにも足を運ぶ。10時過ぎに家を出て、途中コンビニでお昼を食べたりして、家に戻ったは午後4時近くになった。
就寝読書は「ブラック・フォン」
3月20日(月)
朝4時半起床。散歩に行って朝食。少し休憩してからラジオ体操。
日曜日と祝日に挟まれた平日の月曜日。当然ながら休暇をとる。都内に出る用事があり、9時少し前に家を出る。新宿のブックファーストに行き、一昨日丸善津田沼店では入手できなかった国書刊行会50周年記念小冊子「国書刊行会50年の歩み」を無事に入手したので、ホッと一息でルミネにある和食レストランで生ビールを飲む。ゴマアジ定食のごはんは季節の炊き込みご飯ということで今日は筍ご飯だった。炊き加減もちょうどよく味も良い。釜炊きのごはんがウリの店なので白米をおかわりする。これも美味い。食後に用事を済ませて、割りと早めの時間に帰宅。午後は本を読んだり、仮眠したりして過ごす。
ジョー・ヒル「ブラック・フォン」(白石朗他訳/ハーパーBOOKS)を読了。ジャンル的にはホラーにあたるのかと思うが、そこまで恐怖を煽るタイプの作品は少なめに感じた。心理的に追い込むようなサスペンス・ホラーという感じだろうか。「ポップ・アート」や「ボビー・コンロイ、死者の国より帰る」といった作品は、どこか心が温かくなるような印象も受ける。個人的に印象に残ったのは「蝗の歌をきくがよい」で、カフカの「変身」をリスペクトしたような作品。ある日突然虫に変身してしまったフランシスが巻き起こすトラブルは、カフカの世界には存在しなかった違う意味での不条理感であったり、恐怖を誘発する。ラストの大暴走へと続く展開が短い小説の中で巧妙に描き出されるのがすごい。ジョー・ヒルは、本作がデビュー作で、「20世紀の幽霊たち」というタイトルで小学館文庫から刊行されたときにはスーティヴン・キングの息子という話題が先行したイメージだったが、本作では訳者あとがきで少し触れられているものの、キングの影はまったく感じられない。ジョー・ヒルという作家の腕だけで十分に成立するということなのだろう。ちなみに表題作「ブラック・フォン」は映画化されていて、現在Amazonのプライムビデオで視聴可能だ。
次に何を読もうかと積ん読を物色し、話題にもなっている川上未映子「黄色い家」(中央公論新社)を選んだ。
夕食には新宿で買ってきた塚田農場のお弁当を食べる。
夜はMリーグを視聴しつつ読書。レギュラーシーズンは今日と明日で終了。セミファイナル進出チームはほぼ確定しており(奇跡的な大トップをとれば可能性はゼロではないが)、注目は個人タイトル、特にMVP争いに絞られることになる。今シーズンはMVPの可能性のある選手が、KONAMI麻雀格闘倶楽部の伊達朱里紗選手、U-NEXT Piratesの瑞原明奈選手、TEAM雷電の本田朋広選手、EX風林火山の松ヶ瀬隆弥選手、勝又健志選手、赤坂ドリブンズの園田賢選手の6人。今日は伊達、瑞原、本田の3選手が試合出場機会がある。第1試合にはTEAM雷電の本田選手が出場した。本田選手は順調に加点し、トップ目で最終盤を迎える。しかし、最後の最後で落とし穴が待ち受けていた。KONAMI麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人選手に12000点の放銃があり、最後はセガサミーフェニックスの近藤誠一選手にも放銃してしまい最終結果はまさかの4着で大きくマイナスしてしまう。それでも、逆転のMVPを目指して第2試合にも本田選手は出場。第2試合には伊達選手と瑞原選手も出場し、MVPを争う中の3選手が激突することになった。結果は、伊達選手が2着でわずかながらプラスポイントを獲得、瑞原選手は4着となり2年連続のMVPはならず、本田選手はトップをとったものの第1試合でのラスが響いて伊達選手には届かずMVPにはなれなかった。伊達選手は、明日の松ヶ瀬選手、勝又選手、園田選手の結果待ちの暫定MVPで今シーズンを終了することとなった。さあ、明日でMリーグはレギュラーシーズン最終戦。MVP争いはどのような結果となるか。最後の最後まで魅せてくれる。
3月21日(火)
朝4時半起床。少し二度寝してから散歩に行って朝食。少し休憩してからラジオ体操。
お彼岸ということで、午前中に世話になっているお寺の副住職に来てもらって仏前でお経をあげていただく。少し世間話などして彼岸の行事は終了。少し休んでから早めにお墓参りに行く。祝日ということもあって霊園はそこそこの賑わい。東京では桜もだいぶ咲いてきているようだが、霊園の桜並木はまだまだこれから。ところどころで三分咲きくらいの木もあったという程度。今週末くらいにはだいぶ咲いているかもしれない。お昼ちょい過ぎには帰宅して、コンビニで買った冷凍のお惣菜をおかずにしてお昼ごはんにする。お墓参り中にWBCで日本が準決勝でメキシコに9回裏劇的な逆転サヨナラ勝ちをおさめるのをカーナビのテレビで知ったりする。
夕食まではゲームしたり本を読んだりして過ごす。夕食はすき焼き。
夜はMリーグを視聴しつつ読書。Mリーグはいよいよレギュラーシーズン最終日。最後に対戦するのは、EX風林火山、渋谷ABEMAS、KADOKAWAサクラナイツ、赤坂ドリブンズの4チーム。チームランキング的にはほぼ決しているが、渋谷ABEMASには4位以内でのセミファイナル進出という目標がある(4位以内で通過するとセミファイナルの最終日に対局できる)。が、やはり注目は個人タイトル争い。EX風林火山には、MVPが狙える位置にいる松ヶ瀬隆弥選手と勝又健志選手がいるし、赤坂ドリブンズは園田賢選手がMVPを狙って2試合とも出場してくるだろう。ということで第1試合の出場選手は、EX風林火山松ヶ瀬選手、渋谷ABEMAS白鳥翔選手、KADOKAWAサクラナイツ岡田紗佳選手、赤坂ドリブンズ園田賢選手となった。おそらく松ヶ瀬選手と園田選手は第2試合も出てくるだろう。ふたりともMVPを獲得するためには1着になりたいところ。で、試合結果は1着は白鳥選手(これで渋谷ABEMASは4位以内でのセミファイナル進出決定)、2着に松ヶ瀬選手が入って第2試合でMVP獲得の希望を残した。3着は岡田選手で園田選手は4着となってしまい、第2試合でのMVP獲得には超特大のトップが必要という厳しい状況になった。第2試合は松ヶ瀬、園田の両選手は連投となり、渋谷ABEMASは松本吉弘選手、KADOKAWAサクラナイツは内川幸太郎選手が出場。MVP争いをするふたりは序盤から苦しい展開となり、トップをとるよりもラスをひかないために頑張るという状況になってしまう。だが、最後の最後にドラマを見せてくれた。3着4着の位置に押し込められていた園田、松ヶ瀬の両選手は同じ待ちで聴牌してリーチ。園田選手はあがれば逆転で1着をとれる可能性がある(ただしポイント的にMVPには届かない)。松ヶ瀬選手はあがってもこの試合のトップは無理だが、プラスでポイントを持ち帰れればチーム的には大きい。結果、園田選手が内川選手からロンあがり。もちろん松ヶ瀬選手もロンなのだが、Mリーグルールでは頭ハネといって放銃した選手から反時計回りのツモ順で先にツモる選手(上家の選手)のあがりとなる。このあがりにより、園田選手が逆転トップとなってこの試合を締めくくった。なお、この試合がMリーグの記念すべき1000試合目だったそうで、メモリアルトップということにもなる。ただ、最終戦で園田選手がトップをとったものの、赤坂ドリブンズはレギュラーシーズンでの敗退となったため、レギュレーションにより現在のメンバー(園田賢、鈴木たろう、村上淳、丸山奏子)は今シーズンでラスト。シーズンオフにメンバーの入れ替えが発生する。赤坂ドリブンズは試合中にYoutubeで楽屋から配信をしていて、今日も行っていたが、その配信の最後に監督や選手から最後のメッセージがファンに向けて発信された。昨シーズンも今シーズンも常に厳しい戦いを続けざるを得なかった赤坂ドリブンズ。新体制となって来シーズンの巻き返しを期待したい。
3月22日(水)
朝4時半起床。散歩に行って朝食。少し休憩してからラジオ体操。
午前中に予定していた打ち合わせが来週に延期になり、午後の打ち合わせも直前になって来週に延期されたため結局まるまる時間が空いてしまった。とりあえず作業を進めつつ、WBC決勝の日本対アメリカ戦を見ていた。最後、大谷翔平がメジャーリーグでは同じエンゼルスの仲間でもあるアメリカ代表のマイク・トラウトから三振を奪って日本が勝利した瞬間は、野球にあまり関心のない私でも感動したし、本当にマンガでも描かないような展開で日本が優勝するに至った今回のWBCはどこをとってもすごかったなと思う。しばらく日本はこの話題で持ちきりになるんだろうな。
午後になり所用もあったためいったん業務を終了する。ただ、夕方から先週予定されていて延期になった会議がスケジュールされたため、再度会社の環境の接続して会議に参加する。
夜はオンライン飲み会。幹事の手配で参加者には事前に料理が宅配便で自宅に届けられていた。今回はなんとお刺身やローストビーフが入った豪華版。飲み会自体は、相変わらず声の大きい人同士が一方的に喋りまくって、私も含めほとんどのメンバーがそれをお酒を飲んだり食事をしながら聞いているという感じ。正直あまり個人的に興味のない話だったので適当に聞き流しつつ別窓で無音でYoutube動画を流していたりした。1時間程度懇親したところでいったんお開き。続ける人はそのまま続けたと思うは私は撤収させていただいた。
夜は、今日からしばらくMリーグがないので読書中心。川上未映子「黄色い家」を読む。
3月23日(木)
朝4時半起床。散歩に行って朝食。少し休憩してからラジオ体操。
終日作業。昨日の会議の議事録を作るなど。昼に少し長めの休憩をとって近所のスーパー銭湯に行く。雨模様の平日ながらお風呂やサウナを楽しむお客さんがけっこういた。ゆったりと湯船に浸かって全身をリラックスし、風呂上がりにはお食事処で昼食。生ビールを飲んでしまった。いちおう午後も少し仕事あるけどね。
夕食にはカレーを作る。もちろん今回も電子圧力鍋を使って簡単&時短調理。
夜は、Mリーグの試合ではないけれど、エキシビジョンマッチとして行われた『麺飯位決定戦』を見る。これは、Mリーグのスポンサーでもある日清食品提供で行われる試合で、渋谷ABEMAS多井隆晴選手が“麻雀星人”としてカップ焼きそばUFOを、KONAMI麻雀格闘倶楽部佐々木寿人選手が自身の異名“魔王”にちなんでラ王を、赤坂ドリブンズ村上淳選手がニックネーム“ずんたん”にちなんでどん兵衛を、セガサミーフェニックス茅森早香選手が自身の名前からカレーメシ(かやもり→かやーもり→カレーメシとのこと笑)を、それぞれに背負って対局し、優勝者には初代麺飯位の称号と日清食品の商品がドーンと贈呈される。ルールはいつもMリーグルールなのだが、使われる麻雀牌はこの試合限定の日清食品にちなんだものになっていて、東南西北の風牌が“日”“清”“食”“品”になっていたり、白發中の“發”が、見た目は發なのだがよく見るとカタカナで“ハングリー”でデザインされていたり、萬子ではなく麺子だったり、索子のイーソーがチキンラーメンのひよこちゃんだったり、筒子のピンがどん兵衛になっていたりと独特。これには実況の日吉さんも解説としてきていたU-NEXT Piratesの小林剛選手も途中混乱していて笑った。試合は、開始早々に赤坂ドリブンズの村上淳選手が役満の四暗刻をあがって大きくリード。これには実況解説のふたりも勝負が決まってしまったかと思ったようだ(見ている私も思った)が、なんとここから多井選手と柏森選手が怒涛の追い上げをみせる。佐々木選手はひとりおいていかれてしまったが、最後は村上選手、多井選手、茅森選手が横一線で並び、最終局に村上選手がどうにか微差で勝ち切るという、ものすごい展開の試合であった。
3月24日(金)
朝4時半起床。昨日の午後から降っていた雨は(昨夜は雷も鳴っていた)、朝には止んでいたので無事に散歩に出る。戻って朝食。少し休憩してからラジオ体操。
打ち合わせの予定もなく終日作業。途中、契約関連での問い合わせというか相談を受けたので対応する。午後早めに仕事を終える。
今日からカプコンの「バイオハザードRE:4」が発売されたということもあってか、Youtubeでは早速ゲーム実況配信が朝から賑わっている。中には、配信スタートした未明の時間からゲームをスタートしてお昼前にはクリアしてしまっている実況者もいてすごいなと思う。「バイオハザードRE:4」はいずれ私も買おうかと思っているが、今のところは様子見。ゲーム実況も見ようかどうか考え中。
夕食は昨日に続いてカレー。夜はMリーグもないし、読書に勤しむかな。
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