協調性と主体性って言葉にいつも押しつぶされている。

新卒として4月に入社してからずっと「協調性」「主体性」が大事だ、営業として数字をもって業務を行うなかよく言われる。

「協調性」「主体性」ってなんだろう。
就活時によく使った言葉だがあまり意味を理解していなかった気がする。なんとなく企業に良い印象を持ってもらえるだろう、だからそれっぽいエピソード作って話そうって。
今までみたいな何もできず終わる人生を変えたくてゴリゴリのベンチャー企業に入社した。でも面接で自分を魅せるために偽った自己PRを話していた私は初めから矛盾していた。

入社してからも違和感はずっと続いていた。
周りが早く昇進したい、成長したいといった意欲に溢れるなか私は自分に自信が持てず堂々と発言ができなかった。

自分を変えるためには自分から行動することが必要だとはわかっていながら、周りに批判されるのが怖くてできなかった。
失敗をしても怒られない環境だった、でも怖かった。
営業として数字を持つようになってからは、自信をもって発言ができるよう、認めてもらえるように必死に営業をした。

早朝に来て深夜に帰る。家に帰っても商談について考えて考えて、半年間働き続けた。
友達からのLINEが返せなくなった、食欲がなくなった、生理がこなくなった。
でも止まれなかった、怒られたくなかった。
嫌われたくなかった、みんなに認めてもらいたかった。
営業で数字を出せばみんなと堂々と話せると思った。
配属された時から注力する新卒ではない、と視界に入ってないことはわかってた。
だからこそ、誰よりも数字を出して認めてもらいたかった。

入社して半年。やっと事業部の新卒の中でも上位に入ることができた。
嬉しかった、これで先輩達とも同期とも堂々と話ができる。対等な立場になったと感じた。

でも違った。

私の評価は低かった。

自分のことしか考えず、周りを気にかけず営業をする社員としか見られてなかった。

率先して他の新卒を助ける「主体性」
「協調性」がない。周りを見ろ。

くるしい、ただ褒めて欲しかった。
自信がなくて周りに相談できずコミュニケーションが取れなかった。
だから取るために自信をつけるために働いた。
でもそれが逆効果だった。

もう動けないと思った。
朝、起きれなくなった。動悸が止まらなくなった。毎日吐いた。胃に穴が開いた。

助けてって言いたかった。
でもいえなかった。
話すためにはまず他の新卒を助けて「主体性」「協調性」を身につけなければ。
自信をつけるどころかさらに自信がなくなった。

次の新卒が入ってくる時期はもうすぐだ。
その時に先輩として、話しかけれる日は来るのだろうか。


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都内ベンチャーで働く23歳OL。野鳥と梅酒をこよなく愛し駅で吐く。