To Do リスト2020

 皆様、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 私は今年で29歳、いよいよ30歳目前となります。せっかくnoteを始めましたので、備忘のため、今年の目標や方針を整理しておきます。

1. 数字で説明、説得できる法務に

 数理法務概論(有斐閣)を2周ほど読み込み、改めて数字で説得することの重要性を確認。同書は会計以外にも契約交渉、政策や統計といった法務パーソンにとって有益な視点を提供してくれる良書です(もっと早く、できれば大学生のうちに読みたかった・・・)。

 まずは業務との関連性が高い決算書分析、税務問題の処理力を定着させるべく「ビジネス会計検定試験」及び「法人税法能力検定」の3級乃至1級の取得を目指します(ビジネス会計検定1級は2021年に持ち越しそうです)。

 営業損害や企業価値の算定、税務リスクの見積もり等、毎回なんとなくわかったつもりになるが今一つ深い理解が欠けていた部分を、専門外の方にわかりやすく説明できるレベルに引き上げることを目標とします。

 ビジネス会計検定試験の公式テキストはよくまとまっており、検定試験以外の場面でも活躍しそうです。

※資格試験の有用性等には異論もあるところです。しかし、まず資格試験等で基礎理論、原理原則を理解しておくことで、専門外の方への説明の際の簡略化のさじ加減がわかるようになり、一定程度有益であると思います。また、未知の問題に対処する際の基本は、基礎理論、原理原則に立ち返ることであり、やはりこの点の学習は避けて通れないと考えています。

2. 英語(主にスピーキングとリスニング)

 社費でのLLM留学が数年以内に叶うかは未定ですが、まずは契約交渉には差し支えないレベルにリスニングとスピーキングの能力を引き上げておきたいところ。昨年は英語でのディスカッションへの貢献度に波があり、悔しい経験もしたところでした。

3. 書籍の読み込み

 法律関連書籍に加え、事業関連書籍も継続してフォロー。

 最近の法律関連書籍では「企業法務のための民事訴訟の実務解説」が注目です。法廷経験が少なくなりがちでありながらも、実際の訴訟に法律事務所をアサインするにあたり理解していなければならないことが多く、かつかなり突っ込んだことを事業部から尋ねられるインハウスの立場から、重宝しています。

 また、「メーカー取引の法律実務Q&A」は場面ごとにQ&A形式で「メーカー法務あるある」な論点を解説しており、今後新人からベテランまで幅広い支持を得ると思われます。休憩時間等の隙間時間に少しずつ読み進められそうです。

 事業関連書籍というと主語が大きすぎますので、これは今後整理していきます。古典からメーカービジネス自体の激変を見据えた最新の書籍まで手広く確認しておきたいところです。 

4. 健康

 昨年健康診断にひっかかり、健康のありがたみを理解しました。今年は健康診断後に見直した食事内容を維持しつつ、年末から始めたジム通いを今後も継続します(トレーニング後のプロテインが美味いので今のところ続いています)。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?