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RAMUNOS
2024年8月1日 22:17
昔の金鉱山跡を探していたら、坑道の近くでクサギ(臭木)の花が咲いているのを見つけた。クサギは日本全国のどこでも見られるありふれた低木である。現代の分類法ではシソ科クサギ属に入れられている。気の毒な名前の通り、葉に独特の臭いがある。しかし、長いおしべを突き出している花は、甘い香りがして意外に美しい。よく大型のチョウやガが訪れている。秋に熟する果実はもっと美しくて、赤い萼の上に藍色の丸い液果を乗せ