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PACIFIC RACING TEAM×ホロライブタイアップ記念!SUPERGTファン歴15年の人が語る、SUPERGTの魅力!!!

皆さん、お久しぶりでございます。RIOTMUSIC&SUPERGT大好きオタクのらむねびん。です!

さる2021年12月22日、SUPERGTのGT300クラスに参戦する「PACIFIC RACING TEAM」と人気沸騰中のVtuberグループ、「ホロライブ」とコラボレーションし、2022年のSUPERGT GT300クラスに参戦することが発表されました!

VTuberとのコラボレーションは2019年の「ミライアカリ」以来、3年ぶりです。

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引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000589.000030268.html

ホロライブを通じて、SUPERGTに興味を持った方に向けて、僕がその魅力を語りたいと思い、記事に起こしました。それでは語っていきたいと思います!

SUPERGTとは?

SUPERGTは、1993年から始まった「全日本GT選手権」が前身となっています。1993年は「全日本GTレース」という名称でしたが、1994年から「全日本GT選手権」となりました。当時の車両の規定は、ル・マン24時間で主流になっていたGT規定を参考にしていましたが、その後日本特有の規定になっていきます。開催当初はホンダは参戦しておらず、またGT500、GT300というのではなく、GT1、GT2と分けられていました。またGT1には今では考えられないであろうフェラーリが参戦していました。1996年からGT500クラス、GT300クラスとなりました。

2005年から「SUPERGT」と名称が改められ、FIA(国際自動車連盟)公認となり、国際のレースカテゴリーとなりました。2014年には、ドイツの自動車レース、「DTM(ドイツ・ツーリングカー・マスターズ)」との共通規定を設定することを発表。

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引用元:https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/611468.html

ハコ車の面影をしっかりと残し、とてもスタイリッシュになりました。ちなみにDTMの車両はこちら↓

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引用元:https://www.as-web.jp/past/%E3%80%90%E5%8B%95%E7%94%BB%E3%80%912014%E5%B9%B4dtm-%E5%90%84%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E5%88%A5%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88

全体的に見て・・・似てますよね?わからないか(汗)

2013年度までのGTマシンはこちら↓

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引用元:http://tager.seesaa.net/category/6447931-1.html

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引用元:https://toyotagazooracing.com/archive/ms/jp/gt/team_01.html

こちらもかっこいいと思います(僕は)っというか、REITO MOLA GT-Rかっけぇなおい。(笑)

おっと、話が脱線しました。話を戻しましょう。

DTMは2018年まで、メルセデス・ベンツ、アウディ、BMWのドイツを代表する3メーカーがしのぎを削っていましたが、2018年をもってメルセデスがDTMからの撤退を発表。その後2019年度にイギリスの自動車メーカー、「アストンマーチン」が参戦しますがわずか1年で撤退。この年、SUPERGTとDTMの特別交流戦がありましたがアストンマーチンは不参加。2020年にDTMとSUPERGTは新たな共通規定、「クラス1」規定を始動することを発表しますが、DTMにおいてアウディがDTMからの撤退を発表。参戦メーカーがBMWのみという状態になってしまったDTMは、2021年度からクラス1規定を廃止し、FIA-GT3マシンを用いた規定にすることを決定。「クラス1」規定はわずか1年で立ち消えになってしまいました・・・。その後のSUPERGTはクラス1規定の知的財産権をDTM側から取得。SUPERGT独自の規定となりました。

2021年のSUPERGT GT500マシン↓

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引用元:https://www.as-web.jp/supergt/685766/attachment/asimg_all_ee6071241044c42

あなたのお気に入りの1台がきっと見つかるかもしれません。

SUPERGTのココが面白い!!!その1!!!

SUPERGTの面白いところのまず1つ目!

「馬力の違うマシンが、一緒に同じサーキットでレースをする!」

SUPERGTではGT500クラス、GT300クラスのマシンが一緒にレースをします。これがSUPERGTの醍醐味なんです!

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引用元:https://supergt.net/news/single/20719

白いヘッドライトはGT500クラス、黄色いヘッドライトはGT300クラスのマシンです。

GT500、GT300ってなに?という人に解説すると、

簡単に言えば、マシンの馬力でクラス分けがされています。GT500クラスなら約500馬力、GT300クラスなら約300馬力のエンジンパワーと規定されています。つまりトップスピードが違います。GT500クラスはGT300クラスのマシンを追い抜いていかなければなりません。その時に起こるバトルやGT300クラスを使ってのオーバーテイクは必見!

SUPERGTのココが面白い!!!その2!!!

SUPERGTのココが面白い!その2は・・・

「獲得したポイントに応じて、ウェイトハンディが課せられる!」

です。

SUPERGTはシーズン中に獲得したポイントに応じて、500,300問わず重り、つまりウェイトが乗せられます。このウェイトはポイントを多く獲得したチームは、最大100Kgまで乗せられます。マシンが重くなればなるほど、スピードが伸びず、またブレーキの効きが悪くなります。そのためレースごとに勢力図が変わっていきます。これもSUPERGTしかない特色なのです!

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引用元:https://jp.motorsport.com/supergt/news/sgt-2021-success-weight-1/6637445/

SUPERGTのココが面白い!!!その3!!!

SUPERGTのココが面白い!!!その3は・・・。

「豊富なタイヤメーカーが熾烈なタイヤ開発戦争を繰り広げる!!!」

です。

SUPERGTはブリヂストン、ミシュラン、ヨコハマ、ダンロップの4メーカーが熾烈なタイヤ戦争を繰り広げています。2013年までは韓国のタイヤメーカー、「ハンコック」が参戦していました。SUPERGTはマシンだけでなく、タイヤも大事なのです。タイヤもレースに関わっているんです!タイヤメーカーが複数参戦しているのはSUPERGTだけ!!

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引用元:https://www.as-web.jp/supergt/71929?all

SUPERGTのココが面白い!!!その4!!!

SUPERGTのココが面白い!!!その4は・・・。

「F1を戦った経験を持つドライバーが参戦している!」

です。

SUPERGTではF1での経験を持つドライバーが参戦しています。

例えば、ラルフ・ファーマン、ヘイキ・コバライネン、クリスチャン・クリエン、ジェンソン・バトン、中嶋一貴などが参戦していたことがあります。しかし今年は新型コロナウイルスの拡大による入国制限などもあり、海外ドライバーが参戦することが難しくなっています・・・。

まとめ。

遂にホロライブとコラボですか。本当にすごいことだと思います。これでもっともっとSUPERGTを知ってくれたり、興味を持ってくれたら僕はとてもうれしいです。若者の車離れ、環境問題など様々な場面で絡む自動車。モータースポーツの必要性も考えられている今日。SUPERGTを通じて、モータースポーツが持つチカラを知ってくれたらうれしいと感じます。

また、お会いしましょう。

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