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うさぎのらむらむへ、ありがとう。

うさぎのらむらむが亡くなった。
悲しみでいっぱいだが、徐々に弱っていったため、お別れの準備期間を作ってくれたし、私の誕生日である5日には生きていてくれた。
感謝でいっぱいである。

らむらむは、はる(母♀)とぽんた(父♂)の間に生まれた♀である。
父の名前が強烈である。
元の飼い主の結婚相手がうさぎアレルギーのため飼えなくなり、当時まだ私と出会う前の夫が、ひとり暮らしが寂しく飼いはじめた。
兎年のわたしは、うさぎにはひときわ興味があったため、彼がうさぎを飼っているというので見に行った。
元の名前はらむ、夫がらむねに改名した後、私が勝手にらむらむに改名し、最終的にらむとよく呼んでいた気がする。
らむらむが夫とつき合う大きなきっかけとなる存在であった。

その後彼が資格を取りに神奈川にいる間、実家の私の部屋で平成28年9月から半年ほど一緒に過ごし、その後は夫と結婚してアパートに半年、そして現在の家に越してきた。

らむらむの居住空間は徐々に拡大していった。
らむらむのすごいところは、コード類をかじらない賢いうさぎであったことだ。
そのため最終的に放し飼い期間が多かった。
ゲージに入れるとガンガンガンガン怒っていたのもある。

ツンツンツンデレで抱っこされるのは嫌いで、ほおっておくと近づいてくるのに、近づいてきたので撫でるとぶぅぶぅ怒っていた。
理不尽である。

4歳の息子がまだ産まれる数年ほど前、腹にしこりがあると夫が言い、高岡のアレス動物病院で子宮の手術をした。
その時に院長先生にうさぎの飼い方の指導をしていただいたおかげで、らむらむは長生きできた。感謝である。
先生のYoutube動画最終回は、うさぎは飼うな!という衝撃の内容だが。
実際にかなり飼うの手間なので、覚悟ない人は飼わないほうがいいと思う。
動画は下記からどうぞ。


元気な頃は結構いたずらっ子で、何してるのらむらむ?!と声かけると、見つかってしまった!という反応で慌てて取り繕っていた。(どこかに入り込んだ場合やかじっていたりした時など)
また驚いたり滑ったりした場合でも、私平気ですけど?!という風に取り繕っていた。
草食動物だからなのか、性格なのか、面白すぎた。

息子が産まれたら、傍で見守ってくれていて、やさしかった。
動物は赤ちゃんにはやさしいって聞くけれど本当なんだなと驚いた。
息子が不器用な触り方をしても、よく耐えてくれていた。
息子にやさしくしてくれたこと、感謝でいっぱいだ。

最後のほうはよたよたよた~と走っていて、おばあちゃんになったねらむ…とよく家で言っていた。
私はよく家でらむらむの真似をすることで、自身の怒りを疑似発散させていた。おかげで出会った頃より穏やかな性格になったと夫に言われている。らむらむのおかげである。これからはらむらむがいなくてもがんばるよ。

これまた勝手にバレンタインをらむらむの誕生日に仮設定したので、バレンタインの度にらむらむを思い出すだろう。
本当は何歳だったかは謎だけど、11歳か12歳か。
どんな人生だったかな。
わたしはらむらむが傍にいてくれて、とても楽しかったよ。
たくさんの楽しい時間とかわいいをいっぱいありがとう。
大好きだよ、らむらむ。

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