教師139日目~授業のねらい~

スケジュール

8:30~8:40 職員会議
8:40~8:50 ST
8:50~9:40 授業
9:50~10:40 時間割作業
10:50~11:20 理科会
11:20~11:40 時間割作業
11:50~12:40 授業
12:40~13:00 質問対応
13:00~13:20 昼食&時間割作業
13:20~14:10 時間割作業
14:20~15:10 初任研
15:10~15:25 掃除
15:25~15:30 ST
15:30~15:50 質問対応
15:50~17:00 学年会
17:00~18:30 時間割作業
18:30~19:00 書類作成&授業振り返りシート添削

今日は研究授業の予行授業を他のクラスで行った。
斜方投射の最高到達点が始点と同じになるという誤概念を覆そうという目的で行う授業だ。

まず、今日の反省としては黒板の使い方がすごく悪かった。
実験を黒板を使って行うので、左半分は実験用スペースで空けておくべきだったが、最初の問いで使ってしまい、実験結果をまとめにくくなってしまった。
最初の問いは実験を図にしたものなので、そこを実験スペースとして使うことで解決できるだろう。

また、簡単の為投射角度を60°にしたが結局θを使った方が分かりやすく計算が二度手間になってしまった。
明日からは始めからθで計算することにしよう。

続いて実験について。
簡単に曲げられるレールを使って珠を転がし、発射するという実験だったのだが、レールにマグネットシールを貼ることで黒板にくっつけることが可能だったのではないかと思った。
そうすることで手を空けることが出来て、実験に幅が出るし、生徒から見えやすいような工夫も出来るだろう。

良かった点はやはりねらいの明確さだろう。
伝えたいことが明確なので、生徒への問いかけや話の繋がりが分かりやすかったと思う。
最高点でも水平方向の速度が存在しているので、始点と同じ高さには達しないという理由まできちんと理解できた生徒が多かったように感じる。
最初の予想の段階でその答えが出てきたときはその生徒の賢さに驚くと共に物理的に考える力がついていることを感じられて嬉しかった。

伝えたいことは明確だが、伝える順番や問いの順番については改善の余地があると思うのでさらに練り込んで明日を迎えたい。
ただ、研究授業だけ作り込むのでは意味がないので普段の授業からねらいを明確にして、構成を考えて、行っていきたい。
1度の研究授業より普段からの積み重ねが大切。

普段の授業をもっと丹念に作り込む時間が欲しい。
時間割の仕事重たすぎる!
普段から物理の面白さは伝えているつもりだが、やはり受験指導に近付いてしまう。
もっとじっくり考えて、生徒に様々な発見をさせたい。
自分の意見をきちんと表現する機会を作りたい。

ジレンマを抱えて今日もどうにか折り合いをつける。

終わり。

教師の労働の実態について書いています。 忙しいなかでも投稿する励みになりますので、良ければサポートのほどよろしくお願いします! 一緒に教師を今よりもっと魅力ある職業にしていきましょう。