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ピロールな畑が流行中?

僕の周りで
ピロール農法が
流行しています。

家庭菜園を始める人が
増えたのもあって。

みんな興味あるんですね〜

初心者でも
ベテランでも
びっくりするくらい
作物が元気になるのが
ピロール農法です。

僕が自然農をやっていた関係でしょうか、
そういう人も周りに多いのですが、
一度やってみると、みんなぶったまげます。

オクラの葉っぱって
こんなに大きくなるの〜〜、とか
きゅうりが出来すぎて
困る〜〜とか
何にもしてないのに〜〜とか。。

そんな感じです。

特に自然農の不耕起栽培なんか
やってた人ですよ。

僕も取り組んでおりましたけども。。

そういう感じの人が
ピロール農法をやると
びっくりぶったまげます。

野菜たちがあまりに元気いっぱいで
しかも、こっちは何にもしてない。。

ピロール資材をすき込んだだけ。。

不耕起ってなんだろうか、、と。

僕なんか思っちゃいます。

僕の場合は、、

もともと自然農関係の本を
いろいろ読んでいたわけです。

で、その本の中で
なるべく土は
耕さない方がいい、と。

土の中では
深さによって
活躍している菌が違うから、
それをごちゃ混ぜにしてはいけません、と。

そういう話を鵜呑みにしておりました。

でも、
ピロール農法の
畑の土を見て感じるのは
それって結構、些細なこと。

二の次でいいんじゃない
ってことです。

土の中で菌が元気になります。

その状況、
発酵食品なんかを
よく作る人は
ちょっと想像してみてください。

例えばヨーグルトでも
牛乳に種菌を入れて
ザクっとだけ混ぜて
温度をかけて
しばらくはそのまま
動かさないわけです。

発酵の初期段階では
混ぜたりしちゃいけません。

菌がドッと増えるタイミングまでは
そっとしておくんです。

菌はコロニーという
集まりを作って、
そこからは
混ぜようが何しようが
環境がよっぽど悪くなければ
増え続けます。

土の中もたぶん
そんな感じなんじゃないかな〜
と想像しています。

ピロール資材を
土にすき込んで、
環境を整えます。

ピロール資材に
菌が入っているわけではありません。

菌はず〜っと昔、
30億年前から
地球におります。

そしてもちろん、
いい季節を選んで
畑をしますから
温度という
発酵の条件の残り半分も
整っています。

その後
種を蒔くなり
苗を植えるなりします。

それから先はしばらく、
耕したりしませんね。

それで土の中では
菌たちのパラダイスに
なっているわけです。

見えないので
たぶん、、としか言えませんが。

菌たちが元気ならば
耕そうが何しようが
そんなに関係ないのでは、、
という風に感じています。

できたヨーグルトを
グルグル混ぜちゃっても
種菌として
ちゃんと使えます。

米麹を途中で
混ぜ合わせると
コロニーが散らばって
菌がさらに増える
きっかけになります。

ま、土の中のことは
わかりませんけども、
土の上にいる植物、
そしてその根っこを見ていると
そんな風に思うわけです。


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