個人的名盤紹介1
noteをあまり更新していない。理由は特にないけど面倒だったのだろう。唐突だけど個人的な名盤を紹介したくなったので少しずつ書いてみようななんて思っている。
なんとなく1番目に挙げるものを真島昌利の"夏のぬけがら"に決めた。
最初に聴いたのは中学生の頃で15年くらい前になる。ずっとブルーハーツが大好きで聴いていたのだが、おそらく誰かからマーシーがソロの作品を出している事を聞いてCD-Rに焼いてもらったやつを初めて聴いた記憶がある。当時、今まで聴いたことのないような曲たちがそこに収められていた。ジメついててなんだかカラッとしている音でキラキラしてた感じがあった。そこからマーシーの他のアルバムを買ってみたりしてドップリとハマってしまった。DVDも購入して突然マーシーがマジックを始めたシーンに衝撃を受けた記憶もある。
最近になってちゃんとCDを買って聴き直してみたがとにかく素敵なものであった。すごく日本的でフォーキーな香り少しあって本をあまり読まない僕でも感じる文学感みたいなのもあった。キザとか日常が曲ごとにあって聴いてて満足感となんとも言えない気持ちがあった。
"アンダルシアに憧れて"も勿論名曲で、アルバムの中では個人的に唐突な挿絵的な役割していて、それもまたかなりグッと来る。私は"カローラに乗って"がとっても大好きな曲だ。車に乗っているのになんだかゆっくりな時間が曲の中にあって、漢字の"浪漫"がそこにある気がした。
このアルバムはドメスティックなロックアルバムとして日本人の何かに触れるようなキラキラなモノだと私は信じている。
是非とも今聴いてほしい。不思議な爽快感がそこにあるはずだからね。
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