夫婦のはじまりと妊活。
はじめまして。ツナマヨ子と申します。
私は37歳で結婚、不妊治療を経て1児の母となり現在絶賛子育て中です。
晩婚、妊活、不妊治療、高齢出産という険しい道を歩いてきた今、多くの発見や出会いがありました。
備忘録も兼ねて、私の体験をここに記したいと思います。
37歳のとき、6歳年上の夫と結婚しました。
年齢的にも子供はほしいならすぐにでも妊活だね、とのことで、早速基礎体温からスタート。
しかし当然すぐに授かるわけもなく。
さらに、私の基礎体温はガタガタで、高温期が全然続かない。
あせって近くの評判のいい不妊治療専門のクリニックに電話してみると、
「36歳以上の方は妊活開始半年以上で予約可能です」
とのことで門前払い。
今はそこのクリニックに限ったことではないと思うが、不妊に悩む人はほんとに多く、どこも予約でいっぱい、初診すら数カ月待ちというのは珍しくないよう。
これは、本気でかからないとヤバい。
その時はまだ、クリニックに通えばまあできるだろう、という軽い考えでいたことは否めない。
そして、妊活開始から半年後、朝イチでクリニックに行き、長蛇の列に並び、なんとか翌月の初診の権利をゲットした。
ちなみに、そのクリニックは不妊治療専門のため、なんていうか雰囲気がとてもピリピリしていた。
クリニックの入口から階段下にまで及ぶながい診察待ちの列、みんな一言も話さずひたすらスマホを眺める。
まあクリニックだから当たり前かもしれないけど。
待合室に入っても暗黙のルールで私語は慎まなければならない。スマホの通知音が鳴ろうものなら待合室に緊張がはしる。
図書館レベルの静けさに、申し訳程度に流れるオルゴールのBGM。
子供や妊婦さんは立ち入り禁止のため、2人目不妊などの人は子供を誰かに預けて通わなければならない。
とにかく、不妊に悩む人に対する配慮が徹底していた。
初診は看護師さんによる問診と治療の種類、説明。血液検査。基礎体温表もこれから毎回提出し方法などを決めていくよう。
そして次回からいよいよ治療がはじまる。
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