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モスクでもソーシャルディスタンスを心掛けるヨルダン

新型コロナウイルスの感染者数が落ち着いてきたヨルダンでは、今週からモスクでの礼拝が再開した。

ヨルダン首相のYoutubeチャンネルに本日掲載された動画では、多くのヨルダン人がモスクに礼拝に訪れている様子を見ることができる。

モスクに入る人の多くがマスクを着用している。マスクを配布するモスクもあるようだ。入口では手を消毒し、お互いに距離を保ってお祈りをしている。モスクの周囲で布を敷いてお祈りする場合も、1~2メートルほど、お互いに距離を取っているようだ。

ヨルダンの公共放送局であるAl-MamlakaのYoutubeチャンネルにも礼拝の様子を撮影した動画を見ることができる。

ヨルダンでは3月からモスクが閉鎖されたので、3か月近くモスクへ通えなかったことになる。モスクの再開はヨルダンに住むイスラム教徒にとって感慨深いものであったに違いない。

足元、ヨルダンでの新型コロナウイルス感染者は1日あたり10人未満に抑えられている。礼拝中でもソーシャルディスタンスを徹底している様子が動画から伺えたが、今後モスクがクラスターにならないことを願うばかりだ。

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