【自戦記・読み筋確認】通信将棋VS常盤台メイ②
雑感・常盤台メイの将棋とは
流れと所感
対四間飛車。常盤台さんの創意工夫の見られる形に虚を突かれましたが、素早く反発。常盤台さんが完全に対抗の姿勢に入ったため激しい将棋になりました。
自分の中の形勢評価を見ると完封に近いものがありますが、最初の駒組みから怪しい順が多く、長時間悩む場面もありました。
(ソフト検討後)
ほぼ完璧な指し回しでした。
ただ、変化順の想定が非常に甘く、感想戦で指摘した順はほぼ間違っていました。鍛えが足りません。お相手の実戦順の方が正しいことが多かったです。
”ボードゲーマー”
数局指した感覚。常盤台将棋は”駆け引き”にエッセンスがあるかもしれません。ボードゲームは対話(コミュニケーション)。相手の手に呼応して自分も動く駆け引き。淡泊に見えて意外と獰猛な部分を感じました。
銀冠穴熊党という情報は入っているはずなので、序盤から理想形を許さない形にすること。中盤も相手の主張には何かしらのリアクション(反発)をすることが多いように思えます。
時には耐えるべきところであっても、突っ張るというよりも駆け引きとしての反発を行う棋風。それが終盤での逆転を呼び込み、魔術師の異名の源泉となったのでしょう。
序盤
序盤①仕掛け
読み筋 74歩……略
正解 74歩……略
序盤②別の仕掛け筋
読み筋(微差) 77角成同桂33角……略
正解 86歩同歩77角成同桂86飛
中盤
中盤①76歩打変化パターン55角合わせVer
読み筋 同角同銀65歩同桂77角
模範解答 同角同銀33角56飛54歩(見えていなかった)64銀77角成82角76飛(見えていなかった)同飛同馬91角成89飛79歩68歩(見えていなかった)
中盤②76歩打変化パターン67飛Ver
読み筋 76飛78金66飛同飛同角67金33角82飛89飛81飛成99飛成91龍66香成(82角が見えていないことを含めていろいろ問題がある)
正解 76飛82角74飛64角成66歩
中盤③63角と暴れる変化
読み筋 同銀同歩成68と52と同金61飛成62金81龍(62金がかなり悪い手で、13銀・81飛成が厳しい。68龍とと金を抜かれる順が気になるが、33角打が良い手となる)
正解 同金同歩成68と62と79飛成
中盤④95角と暴れる変化
読み筋 65桂84角66桂48銀68と
正解 同上
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