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一風堂クロニクル 原点シリーズ第2弾「赤丸新味1996」

あの銘店をもう一度”94年組”第6弾として出店中の博多「一風堂1994」
一風堂は国内外に250店舗以上ありますが「一風堂1994」で提供するラーメンはラー博でしか味わえません!その稀代のラーメンを創業者・河原成美氏自ら厨房に立ち、振舞っております

そして、今回のプロジェクトは一風堂39年間の歴史の中でエポックメイキングとなったメニューを、歴史と共に振り返る"一風堂クロニクル"というテーマを付加し、約3ヶ月の期間の中で、今では食べることの出来ない様々なメニューが復活します。※原点のラーメンは期間中提供いたします。

その第2弾として、白丸・赤丸が誕生した1996年の最初の「赤丸新味1996」が2024年3月8日(金)より発売となります。

赤丸新味1996

・白丸元味、赤丸新味誕生秘話

一風堂の看板メニューと言えば「白丸元味」、「赤丸新味」ですが、このメニューが誕生したのは1996年7月。どのような経緯でこのメニューが誕生したのか?創業者の河原成美さんに伺いました。
創業当時は「ふつう」、「中」、「上」があり、それぞれ具材が豪華になっていくようなメニュー構成でした。その後「上」の代わりに「チャーシュー」や「特めん」なども追加しました。

1993年頃の本店のメニュー構成

「白丸」、「赤丸」の誕生経緯は「10年目の原点」として、一風堂らしい新しい挑戦としての取り組みだったんだけど、その時「ふつう」、「中」、「上」に変わる新しい符丁(※ふちょう/商品を表す隠語)が必要だと思っていました。

そんな中で「赤」、「白」という言葉が浮かび、丼は丸いから「白丸」、「赤丸」、そして白丸は原点の味なので「白丸元味」、赤丸は新しい味を作るということで「赤丸新味」というネーミングを付けました。

発売当初の赤丸白丸

店内で「赤一丁、白一丁」みたいに符丁が飛び交うと活気が出てお客さんも喜ぶじゃないですか。それが一風堂らしさでもあると思っています。
手前みそだけど、当時ラーメンにこのようなネーミングを付けて、白丸は白丼、赤丸は赤丼みたいなことをしたのは僕が最初じゃないかと思います。
誕生してから28年経ちますが、今では一風堂の看板として「白丸」、「赤丸」は誰もが知っているメニューとなりました。本当にこのネーミングで良かったと思います。

・赤丸新味1996

そんな「白丸元味」、「赤丸新味」はこれまで幾度となくリニューアルを重ねてきました。今回期間限定で提供される最初の赤丸新味は1996年の7月に発売し1998年頃まで発売されたものです。このビジュアルを見て「懐かしい!」と思われる方も多くいらっしゃるのではないかと思います。

28年ぶりに復活する「赤丸新味1996」のスープには原点と同じく豚頭100%のなめらかなとんこつスープを使用。
かえしは、今回の赤丸新味のために仕込んだ特製チャーシューのつけ汁を加えます。濃厚さを引き立てる「背脂」、「赤」の特徴である「辛味噌」とにんにくの香り立つ「香油」を浮かべれば、味の奥行きと深さを持つ特別な一杯へと進化します。

辛味噌、香油、バラチャーシューが原点の赤丸の象徴

特製のバラチャーシューは、醤油を4度かさねて色づけしながら、じっくりと柔らかく煮込み、満足のいく食べ応えに。
さらに、歯切れの良い博多らしい細麺が、麺をすするリズムを作ります。
この令和に「あの頃」を蘇らせた、一風堂、至極の一杯です。

●発売期間
2024年3月8日(金)~4月20日(土)

●提供メニュー
・赤丸新味1996・・・1,050円
・煮玉子入り赤丸新味1996・・・1,200円
・赤丸新味1996チャーシューメン・・・1,350円
・赤丸新味1996スペシャル・・・1,400円

そして、出店期間中提供する”原点のラーメン”は一風堂の代名詞である"白丸"、"赤丸"が誕生する前のラーメンで、このラーメンが食べられるのは世界中でラー博だけです!
まだ味わっていな方も、すでに味わった方も是非この機会にお召し上がりください。

原点の味(創業当時の味)


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