四季報テキトーに流し読み、AOKIホールディングス、エーアイ
ツイッターでコメント頂いた方ありがとうございます。
では早速四季報流し読み評価をしていきましょう
あくまでも一投資家のテキトー評価なので株価が上がろうが下がろうが責任は取れません。
投資は必ず自己責任でお願いします。
S…非常に優れている
A…優れている
B…良い
C…普通
D…悪い
E…非常に悪い
8214 AOKIホールディングス
自己資本C
キャッシュフローC
成長力D
配当力D
安定性D
時価総額割安度D
四季報流し読みの段階で非常に厳し目の評価になっています。
まず自己資本比率53.2%は合格ラインなのでC評価
キャッシュフローは営業キャッシュフローがプラスなのでまだ大丈夫に見えますが、決算資料から詳細分析が必要なタイプ。C評価
成長力はリモートワークにスーツは不要なので完全に柱の事業に逆風。
コロナ禍前からスーツを着ないで仕事をする人達が増加しており、そもそもスーツ部門はコロナ関係なくジリ貧でしょう。
快活クラブ等のエンタメ事業はAOKIの成長事業でしたが、コロナで大ダメージ。
漫喫で漫画を読む需要は確実に電子書籍に奪われたと思います。
漫喫やカラオケに限らずオリエンタルランドや演劇リアルエンタメ産業全体の完全復活には数年はかかると私は考えています。
成長期待は薄いのでD評価
配当力に関しては赤字なのに配当を出すのは歪んでいるというのが私の考え方です。歪みは歪みを生みます。配当性向は高すぎてもダメ、低すぎてもダメです。
企業が稼ぐ実力を身につけて稼ぐ金額が増えたことにより配当が増えていくのが理想です。
赤字なら株主もその責任の一部を担って無配で我慢。大幅黒字ならば株主もしっかりと増配で喜べる銘柄が配当力の高い銘柄だと思います。評価D
安定性に関してはストック型のビジネスモデルではないので時代の流れの影響を受けやすい企業だと思います。
売上と利益に年度ごとにバラツキが大きいことからも小売の難しさを感じます 評価D
時価総額割安度
四季報記載の時価総額は519億円
すぐに昨年の営業利益55億程度まで復活するならば割安と言えるかもしれませんが
復活の起爆剤となる事業が特に見当たりません。
そうなってくるとしばらく業績はジリ貧が続くと予想され、時価総額は割高であると私はぱっと見評価では判断せざる終えません。評価D
ぱっと見の利回りは高いですが、それにはビジネスモデルへの逆風という正当な理由がある為、配当優待目当てで触れるならばタイミングを見極めないと火傷の危険はありそうです。
4388 エーアイ
自己資本S
キャッシュフローB
成長力B
配当力C
安定性B
時価総額割安度C
自己資本93.5%は非常に優秀。S評価
キャッシュフローは精査は必要だが営業キャッシュフローは大きくプラスでバランスは良いB評価
成長力は年々増える売上高、営業利益からも間違いなく成長企業。B評価
配当利回りはまだまだ低いが、しっかり利益の中から出せる範囲で配当を行なっているのは好印象。
背伸びもせずケチケチもしていないバランスの良さからC評価。このまま成長が続けば配当利回りは上がっていく可能性が高い
安定性に関しては売上と営業利益が右肩上がりからもストック型のビジネスモデルではないかという想像が容易につく。
売上に対して高い営業利益である点も優秀。評価B
時価総額割安度は四季報では時価総額136億円
現時点での売上、営業利益では一見割高に見えるが
財務、安定性、成長性、キャッシュフロー全てが優秀なため順調に成長が続くとなるとけして割高ではない。
時代の流れとして合成音声の需要は人の労働の代替となる技術なので高まっていく一方であろう。
どこまでシェアを取るのかという将来性の考え方で割安なのか妥当なのかという投資家の判断が分かれる所である。
四季報のぱっと見の数字でも割高ではないと思う。ただし地合いが急変して真っ先に売られるのは成長期待株なのでそこは要注意。
以上です。
銘柄にAとかBとか項目ごとに評価している時に頭の中では色々と考えています。それを文章化すると非常に時間がかかりますね。
投資は必ず自己責任でお願いします。
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皆様の応援に支えられて毎日連続投稿継続中。ゲームアプリの触りの部分をプレイする事でゲームの出来を独自に判断し半年後のセルラン を予測をしていましたが、エンタメ未来予測全般に挑戦したいと思っています。