バスケットボールの冨樫選手がすごかった!東アジアスーパーリーグの決勝戦
先日セブでバスケットボールの試合を見たんですが、めちゃくちゃ面白かったです。EASLの決勝戦、千葉ジェッツ(日本) 対 ソウルSKナイツ(韓国)です。バスケの試合を観戦したのははじめてだったんですが、サッカーの日韓戦は白熱するけどバスケも熱いですね。シーソーゲームでハラハラドキドキ、見事に日本が優勝しました!72 vs 69です。あんまり話題になってなかったのが残念です。
行われたのは東アジアスーパーリーグ。East Asia Super League (EASL)と言うようです。EASLのことは全然知らなかったけど、フィリピン、日本、韓国、台湾のプロバスケリーグの優勝、準優勝チームを集めて、アジア最強クラブチームを決める大会なんです。そんなすごい大会の決勝トーナメントがマクタン島のホップスドーム(Hoops Doom)で開催されたんです。
EASL 2023-2024 参加クラブ
東アジアスーパーリーグに参加したのは以下8クラブ。日本のB.LEAGUE(Bリーグ)からは千葉ジェッツ、琉球ゴールデンキングスが出場
千葉ジェッツ B.LEAGUE(日本)2010年設立
琉球ゴールデンキングス B.LEAGUE(日本)2007年設立
メラルコボルツ PBA(フィリピン)2010年設立
TNTトロパンギガ PBA(フィリピン)1990年設立
ソウルSKナイツ KBL(韓国)1997年設立
安養正官庄レッドブースターズ KBL(韓国)1992年設立
台北富邦ブレーブス P.LEAGUE+(台湾)1983年設立
ニュータイペイキングス P.LEAGUE+(台湾)2021年設立
2023年10月から始まったグループステージはホームアンドアウェイ方式。突破した4チームが決勝トーナメントに進みました。日本からは千葉ジェッツがグループステージを突破。フィリピンの2チームは敗退…。
EASL決勝トーナメントの日程
その決勝トーナメントがセブで開催。2024年3月8日が準々決勝。3月10日が決勝戦と3位決定戦でした。
3月8日(金)17時 準決勝 ソウルSKナイツ VS 安養正官庄レッドブースターズ
3月8日(金)20時 準決勝 千葉ジェッツ VS ニュータイペイキングス
3月10日(日)16時 3位決定戦
3月10日(日)19時 決勝戦
準決勝を突破したのは千葉ジェッツとソウルSKナイツ。その決勝戦を見に行ったんです。アジア1を決める決勝戦のときにたまたまセブにいた自分を褒めたい!
セブのHoops Doomスタジアム
マクタンのHoops Doomにはじめて行ったんですが、バスケットボールのスタジアムがはじめてだったのですべてが新鮮でした。
最前列だったので距離が近くて臨場感がありました。そういえば、試合前に日本で炎上していたDJ SODAが演奏してました。アジアでは人気があるんですかね?
スタジアムはさすがフィリピン、ツッコミどころ満載!チケットにA席ってかかれているけど座席にも通路にも書かれていないからわからない。人が多いからなのかネットが繋がらない(笑)。通路がないから、人が目の前を通るので足がガンガンあたる。バスケ会場って通路がないんですか?それともこのスタジアムだけ?
バスケは体育の授業でやって、スラムダンクを読んだぐらいの知識しかない。実際見てみるとミスをしたらダメなスポーツなんですね。自分のターンのときにきっちり決めて、相手のターンの時には少しでも乱す。
冨樫勇樹選手はすごい
冨樫勇樹選手がすごいと聞いていたが、素人目にもすごかった。アップのときから注目してました。
冨樫選手は千葉ジェッツのキャプテンで、日本代表のキャプテン。167cmで小柄なんですが、しんどいときにキッチリ決めてくれるんです。韓国の選手がガチガチにマークしていたけど決めてました。彼がキーマンなのは誰がみても明らか。EASLプレーヤー・オブ・ザ・ゲームにも選ばれてました。
どうでもいいけど、千葉ジェッツのステフェンズ(D.J. Stephens)という選手が格闘技家のピケオーに似ていた。
フィリピンのバスケットプレーヤーは日本に行くらしい
フィリピンから出場したのは2チームはグループリーグで敗退。アメリカの影響を受けているフィリピンではバスケットがすごく盛ん。ストリートでもバスケをやってる人が多いし、大学リーグも盛り上がっている。なのにグループリーグで敗退。コーチの問題なのか?リーグの問題なのか?
気になって調べてみると、フィリピンのスーパースターはみんな日本のバスケリーグに行ってるそうです。日本とフィリピンだと給料が10倍ぐらい違うそうな。フィリピンリーグにはスター選手が残らない構図なのかも。
日本のバスケは世界ランキング26位
サッカーに比べるとバスケってメディア露出が少ないし、今回の優勝もあまり情報がないから、日本のバスケリーグがすごい盛り上がっているかというとそういうわけでもない気がして、JリーグとBリーグの平均年収を調べてみた。そしたら、バスケットボールの選手って結構稼いでました。
Bリーグの年俸最高額はやはり富樫勇樹選手、2019年の契約更新で1億円を突破したみたいです。
FIBA(国際バスケットボール連盟)が出している世界ランキング(2月27日)ではアメリカが1位、日本は26位、フィリピンは37位、韓国は50位。アジアは弱いようです。
やっぱり1位はアメリカ、NBAですね。今回大活躍の冨樫選手も昔はNBAでプレーしていた。だけど、今は日本。NBAの観戦チケットって5万とかザラで、いい席は何十万するそうなんです。日本のプロリーグは何千円ですよ。アメリカのバスケ市場ってすさまじい。さらにNBAの平均年収を調べると桁違いでビックリ!
FIBA パリ2024オリンピック
ちなみに、千葉ジェッツがEASLで優勝した5日後の3月15日、FIBAが「パリ2024オリンピック」の組み合わせを発表していました。
ポット1:アメリカ、OQT(スペイン)の勝者、ドイツ
ポット2:セルビア、オーストラリア、OQT(ラトビア)の勝者
ポット3:カナダ、フランス、OQT(プエルトリコ)の勝者
ポット4:OQT(ギリシャ)の勝者、日本、南スーダン
日本のバスケットボールチームがオリンピックに出場するのは2大会連続8回目。1976年モントリオール大会以来、12大会(48年ぶり)の自力出場権獲得だそうです。
バスケに興味を持ちました。パリ2024オリンピックが楽しみです!キッカケをくれたセブ日本人会に感謝です!
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