米国株:2021年5月末時点でS&P500に勝てない理由を調べてみました

結論から言うと、去年の勝ち組負け組が今年は逆転しているのが一番の大きな要因と言えそうです。

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去年の負け組1位2位(エネルギー、金融)が今年は勝ち組1位2位になっています。

一方、去年の勝ち組1位(情報技術)は負け組3位になっています。

2021年5月末時点のポートフォリオパフォーマンス

私のポートフォリオは情報技術のウェイトが大きいため(しかもスクエア(SQ)が全体の20%を占めている)、その影響をモロに受けています。

S&P500が今年は力強いのは、マイナスになっているセクターが無いこと、S&P500構成比の中位~下位セクターが力強いことがその理由と言えそうです。

未来を見通せる人なら去年は情報技術、一般消費財、通信サービスを持ち、今年はエネルギー、金融、素材を持っているのでしょうが、そんな都合のいいポートフォリオを組める人はいないでしょうから、素直にS&P500を持っているのが正解なんでしょうね。

なお、2020年からの通年パフォーマンスを見ると、情報技術、通信サービス、素材が強く、エネルギーはマイナスのままです。この期間、あまりブレずに好パフォーマンスを得たい人は素材、通信サービスを持っているのが正解だったと言えそうです。

6月以降どうなるかですが、出遅れている情報技術や生活必需品などが見直されるのか、今伸びているのがそのまま伸び続けるのか。どうなんでしょうかね。

ちなみにリア充銘柄(それが具体的に何を指すのか私には分からないのですが)と言われているディズニー(DIS)は通信サービスに属しているので(フェイスブック(FB)やアルファベット(GOOGL)、ネットフリックス(NFLX)なども同セクターに属しています)、セクターETFで買う場合は上位数銘柄だけでもいいので何が入っているのか調べておいたほうがよいと思います(外出する機会が増えればネットフリックス(NFLX)にとって有利?不利?)。

S&P500セクター別2021年5月末までのパフォーマンス

S&P500セクター別2020年のパフォーマンス

S&P500セクター別2020年から2021年5月末までのパフォーマンス


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