2021年6月の米国株とiDeCoの運用成績の報告

米国株PF 6月:9.85%、年初来:13.42%
S&P500:6月:2.22%、年初来:14.41%

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日次では次のようなチャートを描いています。

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今回は、ポートフォリオの20%を占めるスクエア(SQ)の割合を減らし、代わりにアルファベット(GOOGL)とフェイスブック(FB)を購入して組替ポートフォリオを作り、それがスクエア(SQ)単体のときに比べてどれだけリスク・リターンが変わるのか、実際にやってみました。

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2021年6月の1ヶ月間だけですが、パフォーマンスとリスク・リターンは以下のようになりました。

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左側のチャートを見ると、青色のスクエア(SQ)に比べて、オレンジ色の組替ポートフォリオの方がブレかたが小さく見えます。

右側のリスク・リターン図では、リスクとリターンは比例関係にあること、組替ポートフォリオはスクエア(SQ)単体に比べてリターンは0.07%ポイント下がるが、リスク(ボラティリティ)は0.54%ポイント下がっているのが分かります。

米国株ポートフォリオはスクエア(SQ)の割合が大きかったため、スクエア(SQ)の値動きに振り回されることが多かったのですが、今回の組替によりリスク(ボラティリティ)を抑えることができ、精神的に楽になりました。

次にiDeCoですが、毎月68,000円積み立てており、2021年6月で4年4か月経過しました。その時点で約50%のリターンを得ることができました。

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これはどのくらいの利回りで運用しているのか興味がわき、楽天証券のシミュレーションで計算してみました。

楽天証券 積立かんたんシミュレーション
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/saving/simulation/

計算結果は以下の通り。複利計算で年17.4%で運用している計算になるようです。

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株式の長期的な平均リターンが7~10%くらいであることを考えると成績が良すぎます。

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過去の積立額と資産残高を見てみると、2020年に大きく資産を増やしているのが分かります。どうもこれが大きく影響しているのではないかと思います。そこで基準価額と平均取得単価を調べてみました(ひふみ年金は2020年3月にEXE-i グローバル中小型株式ファンドへスイッチングしてしまったので省略しています。また、そのタイミングが偶然にも基準価額の底のときに行われ、平均単価が下がっています)。

DCニッセイ外国株式インデックス

EXE-i グローバル中小型株式ファンド

2020年といえば新型コロナウィルスの影響を大きく受けた年ですが、3月までに大きく下げ、そこから大幅上昇しています。またiDeCoの年度末が3月末となっているため、ちょうど底から上昇しはじめている状態になり、見た目のパフォーマンスがよくなっています。

あと、今までの積立額に対して月々の積立額の割合が小さくなっているため、平均単価はあまり上昇せず、基準価額の上昇の恩恵を受けています。

EXE-i グローバル中小型株式ファンドへのスイッチングにより平均単価が大きく下がったこと、平均単価より基準価額の方が大きく上昇したことなどにより、パフォーマンスが良かったといえそうです。


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