ハンガリーの話(裏取りなし)
ハンガリーは僕が出張する外国(チェコ以外の国)の中で頻度が一番高い国だ。
ブダペストは日本人がイメージする「ヨーロッパ」にかなり近いと思う。例えば、こんな感じ。
でも、今の僕の中では、ハンガリーのイメージはこんな感じ。
とにかく広い畑。その中にぽつん、ぽつんと集落がある。
以下に書くことは、自分で調べて裏取りをした内容ではないので、事実かどうかはわからない前提で。
ハンガリーはEUの中では経済的に弱い方の部類。毎年10万人以上(あるハンガリー駐在の方から聞いた話では年間30万人)がより高い収入を求めて、経済規模の大きな国へ移住するとのこと。ハンガリー人の同僚の話では、欧州債務危機(ギリシャ危機)の際には50万人が他国へ流出したとのこと。
なお、ソ連の権威と支配に対して蜂起したハンガリー動乱で難民となったハンガリー人は20万人。債務危機のときの半分以下であり、現在の流出の3分の2。
ここで言えるのは、ソ連の軍事力よりも、経済的理由のほうがより多くの人を動かすということ。
そのくらい、経済の力は強いんだな、と改めて思った。
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