マガジンのカバー画像

妊婦を残して単身赴任

8
妊娠31週の妻を日本に残してチェコへ単身赴任した夫ができること #妊娠 #夫 #遠距離妊娠生活
運営しているクリエイター

2016年5月の記事一覧

10〜13週 期待と裏切り

10〜13週 期待と裏切り

確かこの時期に、漫画『コウノドリ』を読んだと思う。妊娠、出産というのは、すべての人が何の問題もなく妊娠し、生まれてくるわけではないということを理解した。子どもを授かりたいと思っている人には是非読んでほしい。
まずは風疹。これはみんなが努力すれば防げる問題。妊婦が妊娠初期で風疹にかかると、胎児に感染して先天的な障害を残すことが多い。
子どもを授かりたいと思った時に、夫婦で風疹の抗体があるかどうか検査

もっとみる
6〜9週目

6〜9週目

この時期も僕は妻と一緒に住んでいた。
もちろん外見は変化がないし、まだ周囲に報告するには早い。そのため、当然といえば当然だけどまわりの人は妊婦への気遣いなどできない。一方で流産の確率も高い時期なだけに心配が絶えない。
妻は仕事を大事にする人だから、僕も仕事を頑張っている妻を応援したいんだけど、やっぱり心配になる。

この時期はつわりもあって、きつい時には食べ物を選ばないと食べられないことも。なので

もっとみる
3週目

3週目

僕の妻は敏感な方かもしれないけど、妊娠3週目にして妊娠を察知しいた。この時はまだ一緒に住んでいた。
男はパートナーの妊娠がわかった瞬間、どう思うのか。人によって差があると思うけど、僕の場合は、8割の喜びと2割の不安だった。

2割の不安は、ネガティヴなものではない。半分は父親になることについて、頑張らなきゃと思いつつも、自分に務まるのかというプレッシャー。もう半分は妻の心身の心配。とくに僕の妻は人

もっとみる
はじめに

はじめに

妊娠31週の妻を日本に残し、2016年4月、チェコのプラハに単身赴任。
妻は里帰りせず、東京で出産予定。そんな妻と僕は、日本とチェコで7時間(サマータイム終了後は8時間)の時差生活。
家庭にとっては厳しいタイミングでの海外赴任、僕ができることはなんなのか。できること、できなかったこと、やってよかったこと、よくなかったことなどを書いていきたいと思う。
#妊娠 #夫 #遠距離妊娠生活