読書日記② 橘玲著 幸福の資本論
皆さんこんばんは。前回に引き続き橘玲さんの著作を紹介させて頂きます。
「幸福の資本論」
あなたが今ここに存在することが一つの奇跡。
今の時代の日本に生まれたということが、最大の幸運。現代日本に問題は多々あるが武力衝突が日常的にある分けでもなく、飢餓状態の人があふれているわけでもない。
著者によると、幸福になるための要素は3つ。
金融資産、人的資本、社会資本の三つの資本。その組み合わせに8つのパターンがある。
人生のポートフォリオ(8つの組み合わせパターン)はリア充、プア充、貧困、超充などなど。
「金融資産」経済的独立を実現すれば、金銭的な不安から解放され、自由な世界を手にすることができる。
「人的資本」。好きなことに集中投資して、子供の頃のキャラを天職にすると「本当の自分」として自己実現できる。
「社会資本」小さな愛情空間と大きな貨幣空間に分散して、人間関係を選択できるようにする。
強いつながりである恋人や家族にだけに最小化して、友情を含めてそれ以外の関係は全て貨幣空間に置き換える。なぜなら、強い人間関係は反面トラブルの原因にもなりうるため
家族以外は弱いつながり、趣味やビジネスなどで集い、目的が終了すれば去っていくプロジェクト型が幸福指数が高くなる。
この本も学ぶところが多かった。特に「本当の自分はどこにいる」の箇所はハッとさせられた。それを意識するだけで今後の生き方も大分楽になるだろう。
最後のあとがき 「ひとは自分と似ている人からの助言が最も役に立つ」
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