ベビーベッド修行
1ヶ月健診が終わり無事新生児卒業した我が子だが、まだまだ大変な日々は続いた。
抱っこマン
娘は本当に抱っこが好きで、寝るときは決まって私か母の腕の中だった。
しっかり寝たことを確認してそっと布団に下ろしたのに、強烈な背中スイッチが発動しすぐに起きた。
ずっと抱っこしているとさすがに疲れるので、私、母、父が交代で抱っこして、限界が来たら布団に寝かせる生活をしていた。
抱っこ紐も持ってはいたが、なんと娘は抱っこ紐を拒否し、横抱き以外許してくれなかった。
このように顔をどんどん埋めてくるので窒息しないかヒヤヒヤしていた。
しかし抱っこさえしていれば寝ていたので、子を抱っこしながら母と一緒にテレビを見るなどのんびりすることはできた。
抱っこマンをベビーベッドで寝かせるネントレ
こんな抱っこマンな娘だが、夜はどうやって寝ていたか。
なんとベビーベッドです。
妊娠中からYoutubeでねんねママチャンネルを見ていて、窒息や転落の危険性を認識していたので、添い寝はせずベビーベッドで寝かせることにした。
※上の写真でも枕用のタオルがあったり、毛布があったり、ガーゼが置いてあったりと、完璧に窒息対策ができているわけではないので、より完璧を目指す方はねんねママさんのチャンネルをご覧になってください
乳児初期
私と子、どちらが先に力尽きるかの戦い。
当時私がしたツイートにこのようなものがある。
泣く→おむつ→乳→寝る→置く→泣く→ミルク→寝る→置く→泣く→乳→寝る→置く→泣く→抱っこ→寝る→置く→寝る
その後午前7時を回るくらいに子が力尽き、ベビーベッドでも寝てくれたので、それを確認して私も寝るというようなことを毎晩繰り返していた。
添い乳は私が寝落ちして子が窒息する危険があると思っていたので、全て体を起こして横抱き授乳をした。
乳をあげながら私の意識が飛ぶこともあったが、なんとか耐えて子が寝たらベビーベッドに置くことを繰り返した。
生後3, 4ヶ月頃
3, 4ヶ月くらいになるとだいぶベビーベッドを自分の寝床だと認識するようになり、背中スイッチの発動が減ってくる。
この頃から寝返りをしようと体をひねるようになったので、ベビーベッドには何も置かず、スリーパー1枚で寝かせるようにした。(本当は新生児からこうするのが理想だが)
ただ、娘は吐き戻しが多く、頭の下に何も敷かないと一瞬で敷きパッドが吐き戻しでベタベタになるので、汚れたら取り替えやすいようにバスタオルを敷いている。
このバスタオルもよれて口をふさぐことがないようにマットレスの裏まで回してできるだけピンと張っている。
これはHISAKOさんのアイディアをそのまま使わせてもらった。
生後半年以降
この頃になると自分の寝やすい体勢を完璧に理解し、うつ伏せで寝るようになった。
寝てくれるのは嬉しいが、うつ伏せ寝はSIDS(乳幼児突然死症候群)のリスクが上がるので、私は気が気じゃない。
自由に寝返りができるならそのままで良いとは書いてあるが、娘は寝返りはできたが、寝返り返りができず、「自由に」というのがどこまでを指すのかがわからずしばらくは不安な日々だった。
とにかくうつ伏せ以外はSIDSや窒息のリスクを下げるように努めた。
11ヶ月。虫歯は嫌だ。授乳寝落ちからの卒業。
11ヶ月ともなると夜や昼寝前の授乳後に寝ていれば、ベビーベッドに置けば勝手に寝るようになった。
寝かしつけがだいぶ楽になったとお気楽に構えていたところ、市の虫歯予防教室にて、
「母乳を飲むと上の歯の裏が虫歯になりやすいです。寝る前にはガーゼで歯を磨いてあげましょう。」
なるほど…。
ちょうど上の前歯が生えてきた娘…
寝るときは授乳寝落ちの娘…
もう11ヶ月で水も飲めるし離乳食もほぼ完了しているし…
「よし、今日からトントンで寝かしつけするぞ!!!」
「おんぎゃぁあああああああ!!!」
娘は入眠儀式として完全に母乳がインプットされていたので、母乳を飲まないことには寝ることができないと大騒ぎする。
昔よりも体力があるので何時間でもギャン泣きする。
置く→泣く→水→泣く→トントンする→もっと泣く→抱っこする→落ち着く→置く→泣く→トントンする→・・・・・・・・→力尽きて寝る
既視感があるがこのようなことを5日ほど行った。
軽く寝かしつけに2時間はかかる毎日でこちらの心が折れそうだったが、夫とも協力して乗り切った。
すると1週間もする頃には諦めて寝る前の母乳を断つことができた。
その次の1週間で昼寝前の母乳も断つこともできた。
寝かしつけが不要となった1歳。出口戦略を考える。
娘は1歳を過ぎ、私が横でゴロゴロしている状態でベビーベッドに入れられれば勝手に寝るようになった。
長い寝かしつけ生活は幕を閉じた。
朝もご機嫌に「あうあう」言って私を起こしてくる。
柵があり子がベビーベッドから出ることができないので、朝子が起きていても私が少し二度寝することもできたりする。
つかまり立ち後はこのように底板を下に下げ、転落しないようにしている。
さてこうなってくると問題となるのがベビーベッドの対象年齢だ。
ベビーベッドの対象月齢は0ヶ月~24ヶ月頃となっている。
今年の末には対象月齢を超えてしまう。
対象月齢を超えて使用すると破損や柵を登るなどの危険があるだろう。
ベビーベッドを卒業したらどこで寝かせるのか。
前提として私と夫はシングルベッドを2台くっつけて寝ている。
現状考えられる案は以下となる。
ベッドの横に敷布団を敷いて寝かせる
ベッドガードを付けて2台のシングルベッドで3人川の字で寝る
(1)は転落の心配はないものの、子供との距離ができるので気配が掴みにくく、就寝中の脱走が心配だ。
(2)は寝相の悪い子供に蹴られて私が寝られる気がしないという問題がある。ベッドガードも通常のものは全周を覆うのではなく、頭や足の部分が空くのでそこから転落する可能性もある。
現状は(1)で考えているが、果たしてどうなるか…
注)ベッドガードはマットレスとガードの間に子供が挟まって窒息する事故が相次いでいるので、国は18ヶ月未満の子供には絶対に使用しないように提言している。
今回は24ヶ月児の話なのでベッドガードを使う選択肢を考えているが、18ヶ月未満の子供がいるご家庭は真似をしないようにしていただきたい。
使用しているベビーベッド
最後に使用しているベビーベッドを書いておこうと思う。
こんなに長く使うと思わなかったので安易にレンタルにしたが、2年レンタルしても購入するよりはかなり安く使うことができた。
ベビーベッドはナイスベビーというサイトでレンタルした。
里帰り中はミニサイズベビーベッド、自宅では通常サイズベビーベッドを使っている。
私が長年ベッドで寝ているので、ベビーベッド選びで重視したのはこれらになる。
大人ベッドと同じ高さになること
4面に柵がついていること
収納棚があること
大人ベッドと同じ高さだと泣いたら自分のベッドに持ってきてお世話をして、寝たら隣のベビーベッドに移す作業が楽で良い。
また、横を向くだけで子供の様子が見られるので安心。
添い寝ベッドという柵が3面のベビーベッドもあるが、私の羽毛布団が侵入したり、子供が転がってくる可能性もあるので、柵は4面の方が安心。
収納棚はつかまり立ちをすると使えなくなるがあると便利なので付いているものを選んだ。
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