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「子どもに絵本習慣を!」4歳になった今の現実
息子が生まれてすぐの頃は「本好きな子に育てたい!」そう思っていた私。
だから、時間を見つけては、子どもと一緒に絵本をよく開いていました。
そのおかげもあって、1歳頃の息子は、好きな絵本を出してきては「読んで!」とせがむなど、割と本好きな子だったと思います。
しかし、仕事復帰をした1歳半ごろから、状況が変わってきます。
仕事から帰ってきて、夜寝るまでに家事をこなすのに精一杯で、私は毎日ぐったり。
絵本の読み聞かせをする元気がなく…
寝る前の絵本習慣がどんどん減り、4歳になった今、絵本を読んでもあまり集中してくれなくなりました。
育児って、なかなか理想通りにはいかないものです。
それでも、できないなりに工夫していることがあるので、今日はそのお話をしたいと思います。
定期的な図書館通いはやめなかった
毎日の絵本習慣が続かなくても、とりあえず息子と一緒に図書館に通うことだけは、続けていました。
返却期限の3週間がくるとまた図書館に行って、絵本を借りる。
この繰り返し。
”絵本を借りても、3週間のあいだに1回も絵本を開かなかった。”
そんなときもあります。
しかし、返却するために、図書館に行くと、なぜかまた次の絵本を借りたがるので、エンドレス図書館通いだけは続いていたのです。
‘’絵本という存在との関わりだけは続けていた’’
そんなかんじ。
ここ最近の息子の様子
そんなある日。
いつものように、図書館に行ったときのこと。
息子は図書館に入るなり「これ借りる!!」と、どんどん絵本を選んでいきます。
借りても読まないのに、絵本を選んで借りることは、やる気満々なのです。笑
息子は図書館という『空間』は好きな様子でした。
そして、その中に昆虫大好きな息子がいつもは選ばない、恐竜の絵本がありました。
「借りてきた日が吉日!!」そう思った私はこの機会を逃さず、帰ってすぐに絵本を読むことに!
こうやって、すぐに読んでも聞く気がないこともしょうちゅうありますが、今回は違った様子でした。
息子は、この恐竜の絵本に釘付けとなったのです!
息子は、わりと1つのものにハマるとそればっかり…というオタク体質なのですが、新たな興味を発見した瞬間!
親の私にはそう映りました。
この絵本はシリーズ化しているので「他も読みたい!」という気持ちがあるうちに「次を借りに行こう!」そう思いました。
さらに、もう1冊。
昆虫大好きな息子が選んだ絵本。
この絵本は以前借りたことがあり、そのときは全然集中して聞いてくれなかったので「これ、前にも借りたけど、読まなかったやん…」
と思いながらも、息子の意思を尊重して借りてみることにしました。
すると、何度も「読んで!!」とせがむぐらいのお気に入りの1冊になったのです。
ちょっとの間に、ストーリーを理解できる能力が育ったんだな。そう感じました。
同じ絵本を読んでも、そのときそのときで子どもの反応って変わるものなのだな。と勉強になったのでした。
そして、さらにもう1冊。
絵本大賞2020で21位となった絵本『にくのくに』
ひたすらイラストに昆虫が入っている絵本ばっかりを選ぶ息子ですが、絵本好きな私が読んでみたい絵本もあるわけで。
息子チョイスの絵本の中に、1〜2冊だけ私好みの絵本も入れることにしました。
そればっかりもいいのですが、たまには違う絵本も読んで、視野を広げてほしい。そんな想いもあって…
あとは、絵本を読む側の親の楽しみもないと絵本習慣って続かない!
この絵本は、たくさんの美味しそうな食べ物がたくさん出てくるので、イラストのパンチ力もあるし、息子も好きそうなかんじの絵本!
そう思っていたら、食べ物に興味を示すだけでなく、ストーリーもいいかんじで息子にハマったようでした。
よし!これからは、好きな絵本の中に1〜2冊わたしの読みたい絵本を入れていこう!
そう決意しました。
無理なく続けることの大切さ
こんな感じで、ゆるーく絵本習慣を続けているわが家。
図書館に行っても、うまくいく時もあれば、うまくいかない時もある。
でも、それでもいい。
習慣は毎日じゃなくても、続けることに意味がある!やめなければそれでいい。
そう信じてます。
そして、図書館に行った日は刺激になって絵本を読んでくれる息子なので…
”1週間に1回図書館通い”
で、飽きずに絵本習慣を続けること、それが今のわが家の目標です。
絵本を読む目的を忘れない
ちなみに「絵本はたくさん読んだ方がいい。」とは言われますが”○○した方がいい。”を鵜呑みにして、理由を分かっていないことも多いもの。
だから、改めて「絵本習慣をつけたい!」と思う私なりの理由を考えてみました。
〈絵本習慣を続けたい理由には…〉
絵本や読書は、自分が経験していないことでも、本の世界を通していろんな経験をできる良さがあります。
”息子にはいろんな視野を持ってもらいたいし、読書を通していろんな世界を知ってもらいたい。”
人間が一生のうちに経験できることには限りがあります。
だからこそ、絵本や読書を通して、人にはいろんな考え方があり、世の中には知らないことがいっぱいあって、それを知る楽しさがある。
そして「知らないことをもっと知りたい!」という興味につながれば、人生はより楽しい!そう思うのです。
だからこそ、ゆるくてもいい。
絵本習慣、読書習慣をつづけていきたいと思います。
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