働くのは何のため?
昨日、上司から『給料が上がるから』という話をされた。そこで私が返事したのは「お金に興味がないのでさほど嬉しくありません」だった。
上司は驚いたような顔をしていた。
「働くのは何のため?」と聞かれたら、おそらくほぼ9割の人が『お金のため』と回答するだろう。
その問いに対する私の回答は
「社会貢献、コミュニティへの帰属感、自己研鑽」だ。
マイノリティにも程があると自分でもわかっている。
なぜ、このような回答が出てくるのか。
理由は簡単。私は元々お金にさほど興味がないからだ。
もし『宝くじで3億円当たる権利』があるとしても、放棄するだろう。
だって、大金を手にすることで、自分の価値観が変わることの方が怖いのだ。
例えば1000円のランチでちょっと豪勢な気分を味わえる幸せ。
それがもし宝くじが当たってしまうと『お金もあるし、もっと贅沢で美味しいものが食べられる』と思ってしまう気がする。
今までの幸せに気づけなくなる方が、私は嫌だ。
八木仁平氏が「『好きなこと、得意なこと、大事なこと』の3つを掛け合わせるとやりたいことが見つかる」とおっしゃっていた。
樺沢紫苑氏は「ライスワーク、ライクワーク、ライフワーク」の3つの違いを解説されている。
《働くこと=お金のため》となると、自分軸ではなく他人軸で生きてる気がするのだ。
自分がやりたいことではなく、他人からの評価を基準に生きるのはしんどい。
もちろん生きていくにはお金が必要だから、働いて稼ぐ必要はあるだろう。
しかし、その中にも微かな『自分の価値観を満たす』という光を探して、今日も仕事に行ってきます。
タイトルにした問いの皆さんの答え。教えて貰えると嬉しいです。
(ワンライ=1時間で書き上げる、に挑戦)
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