書くこととは?

「文豪とアルケミスト」という作品をご存知でしょうか。
簡単に説明すると、文豪が転生して、彼らが書いた本を消し去ろうとする何者かと戦う内容。
DMM社が出しているゲームで、舞台化やアニメ化、書籍も出ているコンテンツです。

私はその中でも「文劇」と呼ばれる舞台が大好きです。昨日、大井競馬場近くに出来た「シアターH」のこけら落とし公演へ行ってきました。

いやぁ、もう、言葉に出来ないくらいよかったよね。文豪が出てくるから、彼らが発する「言葉の力」っていうのが凄まじいのです。
特にプロレタリア文学で有名な小林多喜二というキャラクターが発する言葉。「文学は武器だ!」「書けないことは死ぬことと同然」という強いセリフ。心にグサリと突き刺さりました。

文劇は史実に基づいた設定も多いので、文豪の小林多喜二とキャラクターの小林多喜二は別物なんだけど、設定が一緒だから彼の歩んだ生き方を知った上でこの言葉を聞くと、余計、グッとくるものがあります。

文字を書く人、何かを生み出す人。
それに伴う葛藤を感じた人なら、間違いなく共感できる部分がある作品。

見終わって友達に好きなポイントのマシンガントークかまして、突き動かされるように感想文を書いてました。
過去作品では50時間かけて2万字超えの感想文書いてたこともあるくらい狂った好きで溢れてる。
(飲まず食わずで延々とパソコンでカタカタやってたから、さすがに父から心配された)

書くということは表現することで、私にとって生きるにおいて大事な行為です。

命を削って魂の結晶である作品を生み出した文豪って凄いな。

あまりに好き過ぎて取り止めのない内容になったけど、気になる人はよければご覧になってください。
「書く意味」「言葉の持つ力」を感じられる作品だとオススメします。

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