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恋の呪文は、シメコミヤトガワ!




『シメコミヤトガワ!』

って、なんとなく

『スキトキメトキス!』

みたいぢゃないですか?


え。

“恋の呪文”のことですよ?

今、クスっとしてくれた人とは、ぜひとも仲良くなりたいです。




ちなみに、

『アジャラカモクレンテケレツノパ!』

は、

『ペルッコラブリンクルクルリンクル!』

ぽいなと思っています。



あ、こちらは“恋の呪文”ではなく、“変身の魔法”なんですけどね。




上記のふたつともわかっちゃう人とは、性別問わずに、恋に落ちたい気分です。BGMには小林明子を聴きながら。←

けして“ダイヤルまわして手を止めちゃう世代”ではないんですけどね。

もちろん“ポケベルが鳴らない世代”でもないんですけどね。





そう最近、【締め込み】と【宮戸川】をよく耳にするなと思いまして。

だから『シメコミヤトガワ!』ってタイトルなんです。←なんの捻りもなくてゴメンね♪



以前【宮戸川】についてnoteを書いたのですが、コレ、個人的に気に入っているのですよ。自画自賛。



もう、【宮戸川】大好き!

キュンキュンしたいときの【宮戸川】!

【宮戸川】が好き過ぎて、中央区界隈の古地図と、今の地図を見比べながら、“霊巌島のおじさん家”を探してしまう。

ウォーリーよりも、探してしまう。

『探し物はなんですか?』と問われたら、『見つけにくいものですよ♪』と返してしまう。

鞄の中にも、机の中にも、霊巌島は見つからないので。

なんなら、現代地図の上にもみつからないので。

(↑あ、このくだり、くどいですか?)




それでは、おクチ直しに“霊岸島の七不思議”でもご覧ください。



わたしは昔からムダにキュンキュンしたいタイプの人間でしたが、もういい年齢なので、そうそう簡単にキュンキュンすることも転がってはおらず、自発的に貪欲にキュンキュンを求めに行かなくてはならない、と。

そんななか、落語で【宮戸川】を聴くというのは、理に叶っているというか、自分にピッタリなワケです。

わたしはほとんど読まないのですが、少女漫画から得られるキュンキュンに近いものがあるかもしれません。





先日のとある日、遅れて行った連雀亭の受付が喜太郎さんで、それはそれは親切に対応してくださったのです。

わたし、喜太郎さんの【宮戸川】が大好きなので、「高座に掛けてくれないかなぁ〜」と思っていたら・・・

むしろ、念じていたら(笑)・・・

ホントに【宮戸川】が掛けられたー!!!わーーーい☆✨ 嬉しい!!!

想いって、届くんですね!← ちがう。




喜太郎さんの『半ちゃん』と『おはなちゃん』がとってもかわいい♪✨

【宮戸川】という演目は、“ウブっぽい印象の人”が演ると、ものすごくハマる!

そう、“色っぽい人”がやると、良くも悪くも、しっとりして艶っぽくなり過ぎてしまう。

好みは好きずきだけれど、半七とおはなが17〜20才くらいのことを考えると、爽やかで初々しいピュアな印象の人が演るのがベスト。




かたや、【締め込み】。

今まで一度も聴いたことが無かったのですが、ついについに聴けちゃった☆

立て続けに拝聴できたのは、談洲さん一花さんの【締め込み】。

【締め込み】《あらすじ》
とある新婚夫婦の家に泥棒が入る。とそこへ主人が帰宅。慌てた泥棒は、家財道具を盗み掛けの風呂敷を広げたまま、慌てて床板に潜り込む。風呂敷に包み掛けの家財道具を見つけた主人は、泥棒の存在には気づかないまま、『妻に男ができて家を出ていくに違いない!』と勘ぐり出す。そこへ、妻が帰宅。もちろん夫婦喧嘩が繰り広げられるのだが・・・


【締め込み】に限らずですが、同じ演目でも、どの師匠に稽古をつけてもらうか、誰が演るかによって、噺の印象はガラリと変わる。


談洲さんの【締め込み】は、夫婦喧嘩中の罵り合いが、パートナーへの愛のメッセージでしかないという最高のノロケ♪

『お前なんか、絶世の美女だな!こんちくしょうっ!』
『アンタみたいなイイ男、放っておく女は馬鹿だよっ!』

みたいな。笑

もうさ、キャピキャピした女子が『バカバカバカ〜っ///』って彼氏にポカポカ
叩くフリするより可愛い。笑

観ているだけで、聴いているだけで、なんだかニマニマほっこり幸せな気分になります♪




そして、一花さんの【締め込み】は、「ちゃみちぃ(さみしい)・・・」って、ほっぺを膨らませる仕草があるの!

かーーわーーいーーいーーーっ♪

久しぶりの一花さんが、可愛すぎて嬉しい☆

そりゃぁ、おじさまたちもニヤニヤしちゃいますよっ////

御辞儀ひとつとっても、ただそれだけで本当に美しい一花さん、“歩くマイナスイオン装置”な一花さんが、拗ねて膨れるんですよ!?キュンとします////

声も仕草もその居住まいも本当に毎度毎度癒されます♪

もうね、汚れたハートを洗い流してくれます☆

七色ボイスも、腕もバツグン!ブレないところがプロだなぁと感心してしまう。




とりあえず、“キュンキュン不足”だったので、【宮戸川】と【締め込み】でハートが潤ったココ最近でした♪


やっぱりさ、2021年は『怪談』じゃなくて、『キュンキュン演目』を流行らせない? ←






誰でも参加できちゃう!
大人の文化祭やってます♪
2021年もまだまだ突っ走ります!
ご参加お待ちしてます☆






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