学歴コンプは連鎖する
学歴コンプレックスは連鎖する。
主に、家族内で連鎖する。親がこの大学だったから、姉が、兄が、弟が、妹が。
当たり前だが、人を学歴で判断する人は学歴コンプを持っている人が多い。
学歴コンプをもっているとどんな弊害が起きるのだろうか。メリット、デメリットに分けて綴っていこう。
【メリット】
まず、メリットとしては、自分自身の学習意欲の向上、およびそれに費やした時間に対しての努力を評価できる。
【デメリット】
・その人を「個人」として見るのではなく、「〇〇大学の人」「〇〇高校の人」と学歴で見てしまう
→その人の本質を見えづらくする
・人の学歴と比べてしまう
→結果至上主義に陥る危険性がある
ざっとこんなものだろうか。学歴コンプを持っている人は、「学歴」というフィルターを通して人を見ている。
勿論そのフィルターが完全に不要なものだとは言っていない。それはまた違う話だ。
ただ、そのフィルターは確実に人の本質を見えづらくしていることは間違いない。
言ってしまえば、「高校卒業時、またはそれに準ずる時期の人の学力」としてその人を見ているに過ぎない。
その人が、仕事ができるのか、できないのか、気が回せるのか回せないのか、そのような個人の力でさえ、学歴で判断してしまうのだ。
学歴なんて18歳かそこらの学力でしかないのに、大学やその後の人生でどう過ごしたのかが重要なのに、まして学力などという可変なものを一時的な学力、学歴として見ていること自体ナンセンスだと思う。
しかし、人は人を判断するときの安心材料として「学歴」を気にするのも確かだ。
人は、自分が知っているものからしか選択肢を選ぶことはできないし、判断すらままならない。
だからこそ目に見えて、誰でもわかる判断材料に頼りたくなる気持ちはわかる。でも、それだけで人を判断してはならない
その人の大切な個性や本質を見逃してしまう。もったいない。
学歴なんていつだって変えることができる、そんな可変のものに振り回されていないか、もう一度考え直してほしい。
生き様で証明していこう。
学歴コンプを持っている人は学歴コンプを連鎖させる。負の連鎖を断ち切るためには、自分を変えなければならない。
自分は、どんなフィルターをかけて人を見ているのか、考えていく必要があると私は考える。
いろんなことに興味があるのでいろんなことに手を出します。ストップかけたほうがいいときは言ってください。