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サバゲーフィールドの集客は「写真」が命

サバイバルゲームフィールドの集客について、マーケターとしての私の視点からちょっとしたヒントをお伝えします。
この記事を読んでいる方、フィールド経営にちょっとした不安を感じているのではないでしょうか。
もちろんサバイバルゲームフィールドは、来場者が少なければ、収益も期待できません。
どの業界でも共通して言えることですが、店をオープンするだけで満足している方、意外と多く皆さんもそれでは無い事を前提に記事を書いていきます。
美容室や飲食店、そしてサバゲーフィールドも、「最初」の集客は比較的上手くいったことでしょう。新店の魅力でSNSやリアルでの宣伝を活用すれば、オープン当初は客が来る。でも、その勢いを持続させるには、業態ごとの戦略が求められるので、むずかしく囚われているのではないでしょうか。


結論

サバイバルゲームフィールドでの継続的集客、その答えは「写真」

サバイバルゲームフィールドでの継続的集客、その答えは「写真」です。
なぜ写真が大事か、お伝えしていきます。
キャンペーンやイベントの方が大切なのでは、とお考えの方もいらっしゃるでしょう。
もちろん、それも重要です。しかし、ここでのポイントは、イベントやキャンペーンの開催がゴールになっていないか、です。多くの業態で、イベント開催がゴールとなり、一時的な集客ばかりを追う方が多いのも事実。
実際、私の経験上、様々な業界で多くの方々がそうです。
みなさんは、一時的な顧客より「継続的な顧客」を求めているはずです。

本題

サバイバルゲームは非日常の体験である事を今すぐ思い出そう

サバイバルゲームって非日常ですよね?でもそれはフィールドの経営側になってしまうと「日常」となってしまうことはしばしばあると思います。
この「非日常」と近しい体験はTDLを代表とするテーマパークに当てはまります。
皆さんがテーマパークに行くときに大事にしていることってテーマパークを楽しむ事、以外に恋人や友人と「写真を取る」ことではないですか?
被り物を身につけて、成人が高校生の制服着て遊ぶなんて非日常を写真に残して、思い出として語り、更に別の友人に自慢します。
そして「またいこーね!」「私も行きたい!」「今度一緒に行こう」このコミュニケーションを発生させることが重要です。
また、それを演出する一般キャストの教育云々という所は今回は割愛して別の記事にします。

サバイバルゲームフィールドではどうでしょうか?

サバゲフィールドでは圧倒的にユーザーにポストしてもらう仕組みが不足しています。フィールドはその日の定例会を開催することが「ゴール」になっていることが多いです。本来のゴールは次回の来店とフィールドについてポストしてもらうことです。でなけれな継続的な集客に繋がらずイベントの開催だけにフォーカスしているのと変わりません。
フィールドの情報をポストしてもらうための起爆剤はコスパの良い写真の提供がおすすめです。

理想的サイクル

定例会→写真の提供→SNSへの「ユーザーからの」ポスト→リポストやシェア→定例会 となります。
ここで重要なのはユーザーからのポストです。
冷たい評価と思われますが、しばしばフィールド自体をバズらせようと頑張っている方も多いですが、フィールドやスタッフのポストなんて誰もみてません。またココは別の話なので別途記事にしたいと思います。

ゲーマスに写真をガンガン撮ってもらおう

そんな事もうやってるよ!という方も多いとは思いますが、どうかおちついて読み続けてください。
まず、ユーザーはゲーム中写真を撮れない。という事を思い返してください。相手を倒す、フラッグを取る事際に自撮りなんてできるはずがありませんよね。ユーザーが欲しているのは自分のゲーム中の写真です。これが非日常です。セーフティーエリアの自撮りはおまけです。
理想的な構成はゲームマスター以外にも撮影用にスタッフを雇う事ですが、それは中々難しい事もあると思いますので、ゲーム中の監視と合わせて写真を撮りましょう。

写真は撮ってるけど?

ですよね。ですが、マーケター視点だと多くのフィールドは写真が全然足りません。この1ゲームだけスタッフが撮影に入るというフィールドも多いのではないでしょうか?
ココからは写真を多く撮るべき理由を書いていきます

  1. 写真が多いと、SNSで広がりやすい

  2. 写真撮影が素人であること

  3. 場面は時間やゲーム内容で刻々と変わる

  4. 撮れていない人が結構いる

写真が多いと、SNSで広がりやすい

とにかく、フィールドに関するポストを増やせるようにしてください
ユーザーに提供する写真が多ければ、それだけSNSへのポストされる確率が増えます。皆誰しも格好いい写真は掲載したくなる、自慢したくなるのは世の常です。とにかく投稿するきっかけとなるものが「写真」となります。
「サバゲーフィールドにいってきました!」と写真も無い投稿って薄味ですよね?
さらにユーザーにフィールドの魅力をどう感じてもらうのか?文章でタラタラと書くよりもバシッと決まった写真を掲載できているほうが雰囲気も伝わりやすいです。
とにかく、「投稿するきっかけ」を多く提供する事を意識づけてください。
フィールドに関する投稿を増やすきっかけとなります。

写真撮影が素人であること

下手なエイムでもフルオートで撃てばいずれ当たります。
スタッフの方は写真のプロではないです。私も仕事で製品の写真をとって欲しいと言われる事もあります。もちろんプロではないです。
この時に重要なのが写真をいろんな角度から沢山撮ることです。
実はプロもものすごく多くの写真をとりますワンカットだけで10枚以上の写真を撮ることもよくあります。
素人に必要なのは質より量です。
ただ、ここで発生しやすいエラーが撮った写真を全部掲載してしまうことです。
写真は必ず厳選したうえでかっこいい写真をユーザーへ提供してください。
Google Photos等で提供すると思いますが、この時に恥ずかしい写真があっては本末転倒です。

場面は時間やゲーム内容で刻々と変わる

冒頭の方にも書いてましたが、テーマパークの写真でもいろんな所や時刻によって写真を撮りますよね。この時どうだった等をユーザーにSNSで語ってもらう事が集客、再来訪につながります。
この機会を増やすことはとても重要なことです。
フィールドでは時刻もそうですが、ゲームによって銃や装備を変えますし、ブッシュに隠れるかバリケードに隠れるかまちまちです。
1ゲームだけ写真を撮るのではなく、カメラを持ち歩いて撮影をおこなってください。

撮れていない人が結構いる

1つ目の理由にも書いていますが、SNSに投稿するきっかけが無くなってしまいます。この人の写真0枚ということがないようにバランスよく全員の写真を撮るようにしてください。
サバゲーマーのアカウント狭い業界ですし、情報収集は躍起になっています。一般の方でも1,000フォロワーなんてザラにいます。
広告効果と考えても1,000フォロワーにリーチできる媒体をたった1枚の写真で活用できるなんてこんな美味しい話はありません。

最後に

ユーザーからフィールドに関するポストがあったときには、必ずリポスト、シェアを忘れないようにしてくださね。

一眼カメラが無い?

まずはスマホで良いので、写真を撮りまくりましょう
今のスマホのカメラはかなり高品質になってます。
ただ、一眼はやはりコスパが良いので、収益に影響がでたら正式に経費として一眼カメラを買ってください。
スマホでは撮れない・時間がかかるものも、一眼だと楽に取れるようになり効率的です。

まとめ

結論は最初に書いていますので、補足的に書きますとユーザーのポストをどれだけ稼げるかが集客の肝でユーザーの集客はユーザーからのレビューがどれだけあるか?ポスト数がどれだけあるかによります。
フィールドがいくら面白くても、フィールドが流行る事はありません。
その場に参加したユーザーがポストすることで、その他のユーザーに認知されることになります。
では何をやるべきか?ポストするきっかけをユーザーに提供することです。
この記事が少しでもお役に立てればと思います。
今後も専業のマーケター視点からサバゲーフィールド皆さんに役立つ情報を提供していきます。

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